誰にも老いは訪れる。
身体が硬くなったり、
物覚えが悪くなったり、
新しものに馴染めなくなったり。
それはごく自然なことだと思う。
ブラジルのポートアレグレに住む
主人公のエルネスト(79)も
最初はただのしがない老人に見えた。
ところがある出来事がきっかけで
徐々に若い頃の輝きを取り戻していく。
人はいくつになっても希望を
失ってしまってはダメだね。
ぼくはこの映画の中に出てくる
印象的なセリフをいま思い出し反芻している。
"美しいイヌイット語がある。
[イッツアルポック]
それは待ち人が来たかどうか
何度も玄関に行くこと"
覚えにくいけどすごく美しい言葉。
こんな言葉があると知るだけで
なにか形のない豊かさをもらったような
気持ちになれた気がする。
"ぶあいそうな手紙"
ブラジル映画
Amazon prime video
(500円かかります)
この映画もロードショーで観れず
今になってやっと観ることができた。
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