goo blog サービス終了のお知らせ 

Let Nature Take Its Course

やっぱり自然体が一番。

10月まで待てずに…

2013年09月01日 22時10分27秒 | レビューっぽいもの
十月から催される【クレーとカンディンスキーⅠ】を待てず、
小さな画集を買ってしまった。

こちら↓
クレーART BOXー線と色彩ー


本のサイズは手を広げたくらい。小さめです。
が、収録作品が138点とかなり多い。

時折クレーの人生や作品に関する考察を挟みつつ、作品が時系列に並んでます。
少しずつ移り変わっていく作風を感じる事が出来て、観応えは十分。


これでクレーの本が三冊になったなぁ。
クレーの絵本とクレーの食卓を持っております。
しかし…「上昇」はどれにも載っていないorz
そんなにマイナーなのか…
個人的にはすごく良いと思うんだけどなぁ、アレ。

因みに私が好きな作品

・上昇(aufstieg)
・綱渡り師(Seiltanzer)
・欄外に(Ad Marginem)
・選ばれた場所(Auser walte Statte)
・該当する(襲われた)場所(betroffener Ort)
・夕べのわかれ(Scheidung Abends)
・天使が朝食を運んでくる(Ein Genius serviert ein kleines Fruhstuck)
・インスラ・ドゥルカマラ(Insura Dulcamara)
(特殊記号省いてるからドイツ語表記は正確じゃないと思う。)

この辺です。
「建設中のL広場」なんかはカフェとかにあったら素敵だなぁ。と思うけど、
完全に自分の好みかと言うとそうでもない。

フライングで常設展だけでも観に行こうかなぁ。
カンディンスキーの水門もあるかも知れないし。

中盤から盛り上げてくる映画、かな

2013年08月20日 15時18分28秒 | レビューっぽいもの
『ミッション: 8ミニッツ』(原題: Source Code)を観ました。

色々な要素を含んだ、面白い作品だと思います。

列車爆破テロに巻き込まれた一人の男の意識にシンクロして、そこで
犯人を見つけ出せ、と言うのが主人公の任務です。


結構展開とか解釈が途中から変化するので、「で?で?」ってなる感じ
の作品。
SFをベースに、サスペンス、恋愛、倫理、色んな要素が盛り込まれて
いますが、よくある「欲張りすぎ」っていう感じは全然しません。
スピード感、焦燥感の中で全てが上手くまとまってるなぁ、という印象
を受けました。

以下、ネタバレを含むざっくりとした感想。良ければ反転。


しかし終盤、結構恐い話だよなぁという印象を受けました。
この装置、というかプログラム?に適合する人間と言うのはかなり
少ないらしく、主人公は危うく永遠に精神だけ活かされたまま対テロ
プログラムの一部となり果てるところだったわけで、つまり、肉体が
再起不能でも、心臓と脳さえ無事に保護されていればずっと精神だけ
囚われの身と言う事になってしまうわけです。
今回の場合、主人公が兵隊だったってことで任務の一部と言う風にこじ
つけて実験が行われてたみたいだけど、実際、家族には死にましたって
いう通知がされて、実はずっとそうして活かされている人間がいる、な
んて問題になるんだよなぁ、きっと。って思ってみたりして。
ほら、ドナーカードみたいに意思表示とかしてても、実は…とかね。
100万人の命を救う為に、人間としてはほぼ死んでいる一人の精神を犠牲
にし続ける。そんなテーマもあった感じ。

でも、とりあえずこの話においては、主人公は最後のパラレルワールドで
幸せにくらしましたとさ^^
というなんともディズニー的なハッピーエンドだし、いいんじゃないかい?
本物のショーンだけご愁傷さまだけどね…
アメリカって意外とこういうトコ無視するよねw

そんなわけで、久々に良い映画に出会えました。

ZOKU買っちゃったよ

2013年06月03日 21時15分24秒 | レビューっぽいもの
森博嗣シリーズ、今手元にあるものは大体2周か3周読んじゃったので、
新しいものに手を出しました。

ZOKUシリーズ

四季シリーズやスカイ・クロラシリーズと対極ってくらいの軽さ。
ほぼギャグと言って良いくらいの作品。
森博嗣のシリーズに見られる登場人物の会話のテンポとかパターン、
あれが好きならきっと好きでしょう。
ぬるい軽快さ、悪い意味じゃなくてね。
肩の力を抜いて読むのにちょうどいい。
まだZOKU全部読んでないけど、ZOKUDAMとZOKURANGERも楽しみだなぁ。

読書好きにお勧めです

2013年05月06日 21時26分36秒 | レビューっぽいもの
クリームカンパニーのブックカバー。
文庫本サイズでホック付き、カラーバリエーション豊富、お手頃価格1800円也。
革製品でこの値段って言うとかなりお得感があるね。
以前一つ買ったんだけど、もう一つくらいあっても良いかと思い追加購入しました。
以下、クリックで大きい画像が別窓で出ます。


栞付き。





最初に購入した方と並べてみた。


経年変化。(1年半)

難点は、ページ数480くらいが限度って事かな。
私の大好きな森博嗣シリーズで言うと、「すべてがFになる」「有限と微小のパン」「赤緑黒白」
が入りきらない。
なので、分厚い本が多い人には向きません。


とはいえ、毎日バッグに本を入れて歩く私には重宝してます。
つい調子に乗ってもう一つくらい買いたいくらいですが、まぁ我慢しましょう。
現在生産が追い付いていないらしく、大体一ヶ月待ちくらいになってますね。
あと1.5㎝くらい大き目のが出たら即買うんだけどなぁ…

[S&M, V, X, 四季]シリーズ三周目のウッヒョヒョイその3

2013年04月10日 17時42分42秒 | レビューっぽいもの
そうね、そうだよね。
大好きだよシコネリクオリティ!!

今回は「朽ちる散る落ちる」からです。

------------抜粋ここから-------------
pg171,L9-13
"「なんか、そこんとこを、こそこそっと、上手にできへんもん?
うーん、ほら、磁石とか、糸とか、電波とか、適当に使って……。
あ、そやそや、ほれ、超音波とか、ふんだんにつかってもええんよ」
「使いようがないよ」
「そう言わんと、使うてよ」"
------------抜粋ここまで-------------

いつでもどこでもこんな空気の二人が好き過ぎる。
微笑ましさを絵に描いた様な会話だよねー。
あー、いいなぁこの二人。可愛いなぁ。
この二人が揃うだけでその場から緊張感が無くなるという、まるで
魔法の様なペア。
Vシリーズはこの二人が居なきゃVシリーズたる雰囲気を出せない
様な気がするなぁ。

[S&M, V, X, 四季]シリーズ三周目のウッヒョヒョイその2

2013年02月15日 19時29分34秒 | レビューっぽいもの
お前もう良いからと言われようが何だろうが、書きたいから書く。
そう、それがit's my way.

Vシリーズの3つ目、「月は幽咽のデバイス」より

------------抜粋ここから-------------
pg72,L3-4
"そういった自分の状況が他人に伝達することを恐れない精神機能を、
一般に年の功と呼ぶのだろう。"
------------抜粋ここまで-------------

あぁ~…まぁ、ねぇwって思ったよ。
ていうか、↑の直前の件が無いとちょっと伝わらないだろうけど、まぁ
いいや、うん。

あと、十が成り上がり者の数だとか、その辺も面白い感覚だよね。
ていうか、まずこの一連のシリーズはミステリー小説を期待して
楽しむより、こういうトコを楽しむ方が絶対に良いと思う。
正直、事件の内容とか真相に関しては結構、いやかなり苦しい部分が
ちょいちょい見受けられるし、多分森氏はそんなのある程度気にしな
いで書いてそう。
つまり、それが気にならない人がこのシリーズ好きになるのかな。
以前、どこかで正統派のミステリーじゃないっていう評価を見た時は
意味が良くわからなかったんだよね。私元々ミステリー系は殆ど読ま
ない人だったし。でも今は解るなぁ。

因みに、エッセイとかはどこか押しつけがましいとかくどいみたいな
評価があるみたいだけど、それもなんかわかる気がするw
フィクションの登場人物が言ったり考えたりしてる事と思えば何とも
無くても、その人自身のモッタリと重い考えをずっと書き連ねられた
らうわぁ…ってなるもんね。

まぁ、今回もこんな中途半端な感じです。

リミット(buried)を観たんですが…

2012年09月10日 19時49分40秒 | レビューっぽいもの
うーーーーん、何という、後味の悪さ。

ネタバレしてるので、嫌な人は読まない様に。

↓以下反転↓

目が覚めると木の棺の中に居たトラックの運転手が主人公。
どうやら棺は埋められているらしい。
棺の中にあったものは、ジッポ、携帯、自分の薬、お酒…
まぁ、そんな状態で始まり、携帯であちこちに連絡して助け
を求めるのですが、何やらさっぱり事が進んでる気がしない。
犯人からの要求は数時間のうちに500万ドルよこせとの事。

まぁ、なんだかんだとあって、最後の方ちょっと希望を持た
せるのですが、結局助からなかったという話。
ラストで、あと3分で到着する、すぐ助けるって言われてて、
ふたを開けたら別な場所の別な棺でしたよという展開は途中
でなんとなく読めました。
あぁ、これはもう助からないんだろうなぁ、って思ったよ。
しかし、なんていうか、後味悪いなぁ…
でも実際、同じ手法じゃないにせよ、似たような感じで死ん
でしまった人って居るんだろうね。
なんて恐ろしい。私だったらどうするかなぁ。
絶対無理だよなぁ、冷静になんてなれる筈がない。

あ、因みに、介護施設の母親に電話した時のシーンはなんか、
もう何て言ったらいいかわからない気持ちになったなぁ。
悲壮感を高める効果は抜群だったと思う。

そんなわけで、恐怖、絶望、憤慨、落胆の90分でした。

SAWなんかもちょっと似た感じはするけど、こっちの方が生々
しいというか、より現実味があって嫌だな。
人をさらって箱に入れて埋めるとか、そんな難しい事じゃな
じゃない。
つまり、あの、SAWのリバースベアトラップとか、あんな手の
こんだもの作るよりずっと現実的な手法なのが嫌だなと。
それと、身代金目的の誘拐っていうのもね。
相手も必死というか、何というか、ね。



まぁー、あれよね、超低コストで作ってあるのは間違いないよね。
出来は十分に良いと思う。
だが、二度と観ない。

[S&M, V, X, 四季]シリーズ三周目のウッヒョヒョイその1

2012年09月01日 21時52分02秒 | レビューっぽいもの
[S&M, V, X, 四季]シリーズ、三周目に入っております。
二周目と三周目の間に、Xシリーズ三点読みました。
先が楽しみです。萌絵ちゃんとどんな絡みになってくる
のかな??Vシリーズの最後の方にもXシリーズのキャラ
が出てましたね。
一つの大きな世界観の中で、色んな時点でのお話を読んで
いる、そんな感じかな。
それと、衝動買いで、「銀河不動産の超越」も読みました。
なんだかハートフルで珍しいなぁと思ったけど、箸休めに
いい感じでした。


んで、もうそろそろ三度目の「詩的私的ジャック」が終わる
んですが、また好きな行を抜粋。

---------抜粋ここから-------------
「詩的私的ジャック」pg273,L2-3
"「いや、余計なお世話、というのはね……、そういう意味じゃ
なくてね……」犀川はそこまで言って、やめてしまった。余計
なお世話だからだ。"
---------抜粋ここまで-------------

こういう感覚が大好きです。
あぁ、うん…そうね、そうだよね。ってなる。
というわけで、あと少しだから読んで次行きます。

Zoff PCを購入してみた

2012年05月30日 19時38分01秒 | レビューっぽいもの
肩こりや腰痛を緩和する、かも知れない、という事で、買ってみた。
普段夜PCの前に居る時間が長いので、しないよりはいいかと。

クリアレンズもあったけど、折角買うんだったらしっかり効果が出る方が
いいと思い、カラータイプレンズを選択。
視力は割と良い方だから、眼鏡なんて殆ど掛けないわけだけど、フレーム
が軽くて柔らかいからストレスは殆ど感じないね。
結構それが心配だったんだけど大丈夫みたいです。

ネットのレビューだと賛否両論で(端の方にゆがみがあるとか)どうかな
と思ったんですけど、ゆがみは感じない。が、けど、私度無しだからなの
かもしれないなぁ。

会社でも使おうかと思ったけど、会社でPCに向かってる時間って割と短
いのよね。
それに、突然眼鏡してったら変に思われそうで怖いので出来ない。
チキンばんざい。

本当に効果があるかどうかはもっと後にならないとわからないだろうけど、
とりあえずPCに向かう時には忘れず掛けてたいと思います。

[S&M, V, X, 四季]シリーズ二週目のウッヒョヒョイその2

2012年04月24日 22時03分01秒 | レビューっぽいもの
その1を書いてから早二ヶ月ですが、未だにVシリーズ終わってません。
私読むの遅いんですよね。途中で中断してたりもするんで。

しかしね、ちょっとウッヒョヒョイってなったので、
忘れないうちに書いとこうと思います。
バリバリネタばれしてますから注意してくださいね。



「捻れ屋敷の利鈍」と、「朽ちる散る落ちる」
からですけど、あれですね。チラッチラっとですが、
へっくん=犀川のヒントが出てたんですね。
「捻れ屋敷~」の最後の方と、「朽ちる~」の最初の
方ですけど。
イニシャルS.Sって、まさかねぇ…
だってへっ君って、あなた、へっ君なんだもん。
私が鈍いだけかなぁw
まぁ漫然と読んでるのは認めるけど。

あと、戻りますけど「六人の超音波科学者」、これも
「気さくなお人形、19歳」を読んでないと「???」
となる場面がありますね。いつの間にそんな事が?
という様な。
これは私「黒猫の三角」のマンガverを購入して、それに
収録されてたのを読んだわけですけど、その辺りの経緯が
「朽ちる散る落ちる」の途中まで来た所で漸く繋がった
感じがしました。
あっちこっち絡め過ぎです。

個人的に、小鳥遊君が大好きなので「気さくな~」は
文章の方でも読みたいのですが、短編集一つ買っちゃって
るんだよね。
何と無く、話が被ってるのって買いたくない感じがする
ので、買ってないわけですけど…
図書館と言う手があるか。へっ君を見習えと。

なんて、思ったりするわけです。

今回はこの辺で。