ぼくの思うこと想うひと

ふと思うことや想いを起こさせる人などを文字や写真で残したい。そして、誰かの目にとまることがあれば…… 

歩数計で日本縦断の旅(080812)

2008-08-12 23:33:42 | Weblog
〔写真1;表紙:中国地方の鳥取から島根へ〕

<バーチャル・ウォーキング>
 2512kmを歩いた。一日平均10km進むと251日歩き続けたことになる。中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)では、鳥取、島根、岡山の3県は訪れたことがない。まさにバーチャル・ウォーキングである。

<リアル・ワールド>
 8月11日、お盆を直前にして、お墓の掃除に出かけた。自家の墓地は電車の駅から約30分の距離にあるため、いつも往復を歩いている。残暑の炎天下、(歩き、掃除、歩き)を行うために、服装はウォーキングスタイル、加えて着替えやタオル、飲料水の準備をして出かけた。

 JR武蔵野線の市川大野駅から炎天下を歩き始めて30分たち、ようやく市営霊園に隣接する大町自然観察園の入口に到着した。木漏れ日が差す緑の遊歩道入口はいつ訪れても気持ちが和む。汗をぬぐいひんやりとした空気の中を前方右の霊園に向う。


〔写真2:自然観察園の遊歩道入口付近〕

 お墓のある市川市営霊園芝生墓地は、三方が緑に囲まれて静寂で明るい。そして、お参りに訪れる人の往来が途絶えることがない。


〔写真3:市川市営霊園芝生墓地〕

 お墓の掃除とお参りを済ませて小休止した。このあと、自然観察園に立ち寄って遊歩道を散策した。平日で猛暑の午後であるためか出会う人は少なかった。
 写真4は、二つの市営施設の自然観察園と霊園とを結ぶ通路。写真5は、連絡通路で見かけた萩の花である。


〔写真4:自然観察園と霊園を結ぶ通路〕


〔写真5:通路沿いに咲く萩の花〕

終日、緑の中で過ごしたこの日の歩行記録は、歩数24,376歩(目標12,000歩)、歩行距離15.84km(目標6.6km)と目標値を大きくクリアした。

 福岡の生活が長かったため自家のお盆は8月に行っている。しかし、生活の環境・様式がすっかり変化して、お盆の行事は様変わりした。お盆やお彼岸の時期、菩提寺の本堂に檀徒が集まる合同法要があり、そこでおまいりしている。お盆は新旧、お彼岸は春秋に、一週間毎日法要が執り行われるので、檀徒は、位牌とともに、自分の都合のよい日に出かけることになる。また、自宅の仏壇には先に逝った人の写真が飾られることが普通になっていると思う。集合住宅に住む人々が仏様を迎え見送る姿を見たことがない。
 私の場合、日常の出来事を言葉にして仏壇に語りかけている。このことが習慣になっているため、身近な先立った人が遠くへ行き来している感覚はない。
 「千の風になって」の詩を知る以前から、私が過ごす時間・空間はこのように変化している。

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2 コメント

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お盆 (♪次♪)
2008-08-14 16:13:24
お墓の掃除、お参りと子供の頃の行事でした。
こちらに来てからも、子供を連れて毎年里帰りし実家のお墓にお参りしてました。

つか家のお墓も、木々の緑に包まれた環境で、そこで静かにつかさんの日常を見守ってくれていることでしょうね。

私も一昨年、熊取に墓地を手に入れました。

萩の花は秋の訪れですね。が、暑さはしばらくは続きそうです。

9,10,11日と大阪太閤園でよみうり文化講座の展示会があり、私も和紙人形を2点出展し、連日会場に通いました。

12日は北九州から主人の叔母、従姉が立ち寄ってくれて、13日は孫出演の演劇を観に行き、慌ただしかった数日でしたが、今日は久しぶり何もせずにゆっくりと過ごしています。

明日から娘家族が2泊で来ます。18日から法事で北九州行きです。


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ふるさと (つか)
2008-08-14 22:48:45
♪次♪さん

「ふるさと」とは、(1)生まれ育った土地、(2)以前に住み又はなじんでいた所というのが岩波国語辞典の説明です。
 このように、人々にとって古くからゆかりの深い所です。しかし、気軽に尋ねていける親類縁者がいなくなると、「ふるさと」は遠くからしのぶ所になってしまいます。

 「ふるさと」にお墓がある場合には、誰が、どうやってそのお墓を守るかが重要な課題になっていますね。
 結果的に、人間の居住地移動にともなって、お墓も転地してしまうケースが増えてきました。

 家族の系譜をお墓のように形ある物で守っていくことが難しくなってきました。仏教のお墓のあり方や役割もよく考えてみる必要がありそうです。ときどきこのことを考えます。

 ♪次♪さんは、お盆の時期に家族と過ごす計画と趣味などの外部の用件が重なり、忙しいのですね。
 元気であることに感謝して、頑張らねばなりませんね。

 
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