虞美人草

競馬予想を定期的・恣意的に行います。

16 ダービー3

2016-05-29 12:44:08 | 予想
 オッズを見ていると、実力に比してオッズがついていると思われるのはマウントロブソン。
 
 リオンディーズの単複。マウントロブソンの単複。
 馬連  5・9・12・14 のボックス
 3連複 9・12 の二頭軸で相手1・5・8・10・14

 マウントロブソンは秋以降のG2で狙っていきたい。さあどうなるか。

16 ダービー2

2016-05-26 21:44:47 | 予想
 有力各馬について。
 
 サトノダイヤモンド。皐月賞はいかにも休み明けの走り。坂を上がってパワーが切れてしまった。常識的な考えならばこのダービーこそが調子を上げての大目標ということになるのだろうが、馬自体の長所は操作性のよさそうなセンスのある走り、そつのなさ、といったところで末脚勝負が向いているのか疑問符である。皐月賞のパドックでは馬体にそれほどすごみを感じなかった。間のびしたような印象。そこそこに来ることは期待できそうだが。
 
 ディーマジェスティ。有力だろう。ただし共同通信杯を勝ったからといって東京向きと考えるのはどうか。あの2月のレースの4角での手ごたえの悪さがどうにも気になる。右回り中山の皐月賞の方がよほどスムーズな走りができていたのではないだろうか。

 マカヒキ。追い込み一手で、当日の馬場がどうかはまだ何とも言えないが、ここ数年の傾向通りならばダービーは脚質的に不向きなレース。かといって重馬場がよいものとも思えない。強烈な脚で飛んできて届かず、は強く見えるが仕掛けを早くして伸びるかどうかはまた別問題。オッズ的にもうま味を感じない馬。これは消しだと考えている。

 エアスピネル。皐月賞の時は軽視していた。惨敗もあるだろうと思っていたが予想以上に見どころのある走りで、これは強いと感じた。距離が延びるからますます人気はなくなるだろう。しかしリオンディーズと同じ理屈で、東京2400はかえって狙いどころ。母も2000を得意としていた馬。今回見直したい。

 ヴァンキッシュラン。青葉賞のときは他にも有力馬がいてしぼりきれなかったが、2400の持ちタイムが500万下2分28秒→アザレア賞2分25秒9→青葉賞2分24秒2とぐんぐん詰まっている。その青葉賞は楽勝の部類。成長著しいとみてよいだろう。

 マウントロブソン。皐月賞は積極的な競馬で収穫あり。これも距離伸びて嫌われそうだが、ダービーはマイラーを買うレース、ということで。


 そう言っているともう枠順が出ているのだった。ディーマジェスティーとマカヒキは脚質的に内枠がそれほどの得ではない。
 リオンディーズ12番は微妙なところ。もう少し内がよかった。
 いいところが当たったのはエアスピネル、サトノダイヤモンド、スマートオーディンだろうか。

16 ダービー1

2016-05-24 22:13:00 | 予想
 オークスは…チェッキーノは大分外を回してしまった分、なりふり構わず馬群を突いたシンハライトに降った、という結果だろうか。遜色のない内容で、秋以降もこのあたりの馬の激突は楽しみ。残り200くらいまで堂々たる競馬で最後失速、のエンジェルフェイスの中距離での走りも注目。

 さて、ダービー。
 前にも書いたように改修後の東京2400はマイル向きの馬が活躍できるスピード比べの舞台だ。キングカメハメハ、ウオッカ、ディープスカイ、ディープブリランテ、二着馬でもスマイルジャック、ローズキングダム、と該当する馬がいくらか挙がる。また、90年代後半~のダービーはサンデー産駒追い込み馬の天下、という感じだったが(タヤスツヨシ、スペシャルウィーク、アドマイヤベガ、アグネスフライトあたり)、ここ最近はトライアル経由の馬、人気薄先行馬の食いつきが目立つ(アサクサキングス、スマイルジャック、トーセンホマレボシ、サトノラーゼン)。それだけに枠順発表まで予断は許されないだろう。
 
 それを承知で現時点での本命はリオンディーズ。皐月賞は確かに気性に不安を抱かせる内容だったが、先行力とスピード、そしてあのハイペースの中3角先頭で直線半ばまで粘ったスタミナを見るとこれは最近のダービー好走馬のイメージに合致する。抑えて末脚勝負ではうまくないと思われる。4枠あたりまでに入れば有望。7・8枠なら別の馬を探さねばならないだろうか。

 個人的に今年は荒れる要素があるのではないかと思っている。
 実力のある馬が五指に余るほどいるのに人気を集めそうなのは特定の数頭だからである。
 狙いたいのはマウントロブソン、ヴァンキッシュラン、エアスピネル。

16 オークス

2016-05-22 13:10:42 | 予想
 メジャーエンブレムがマイル路線へ、ジュエラー骨折、桜花賞はメンバーが充実していたがオークスで一気に変化があった。桜花賞組がオークスで強いのは周知のことだが今年の桜花賞は上位と中位以下の力差が激しい構成。シンハライトが何かの間違いで力が出せなければ別路線組も十分に台頭できる。

 チェッキーノが有力。前走は東京2000の18番枠で、直線入口でも前から離れた位置にいた割には最後には三馬身の圧勝。これは力が違いすぎたというべきだろう。シンハライトが上位をにぎわすのは間違いないが、桜花賞(最先着)馬が必ずオークスを制するというわけでもない。特に改装後の東京はトライアル経由の馬が以前よりもよく活躍している。

 さらにエンジェルスマイル、ロッテンマイヤー。このあたりの先行勢力は馬場のいい東京で当然有望。特にエンジェルスマイルのスタートセンスは目をひくもので、未勝利勝ちのタイムも優秀だ。
 桜花賞敗退組では距離延長が明らかに嫌われていそうなアットザシーサイド。私も血統的に1400専門かと思っていたが桜花賞の好走で十分やれそうだと考えが変わった。ローブデコルテのように古馬になって1400を走っていた馬でも勝負になるのがオークス。そしてエルフィンS価値のレッドアヴァンセ。年明けOP勝ち馬がオークスの穴。

 馬連 4・11・13・15・17 のボックスか、三連単 13 → 3・4・11・15・17 → 3・4・11・15・17 くらいでしょうか。

16 ヴィクトリアマイル

2016-05-14 20:27:26 | 予想
 年頭に「1200~1400のG2・G3で狙う」と書いたレッツゴードンキ。
 しかしここは狙ってもよい舞台だと思われる。

 ・牝馬限定のG1はレベル的に混合G2~3と変わらない。
 ・ヴィクトリアマイルはマイル戦ではあるが距離適性的には短めの馬が来ている。これは東京コースの特徴でもある。
 
 というわけで。
 もう少し言うと、このレース、勝ちタイムは1分32秒台の前半が予想されるが、現状そのタイムで走りきれる馬を探すと、持ち時計のあるウインプリメーラ、ストレイトガールはよいとしてそのほかでは1400に好時計のあるレッツゴードンキ、ウリウリ、スマートレイアー、上昇馬で中山1分32秒台の持ち時計のマジックタイム、そのあたりまで。ミッキークイーンにしてもショウナンパンドラにしてもルージュバックにしても、ベストがマイルとは思われないこれらの馬がどこまでの時計で走れるかは未知数。レッツゴードンキは全く人気がないが、まあそれなら買ってみる価値はある。

 単・複 11
 馬連  1・4・11・13 のボックスで。

16 NHKマイルカップ 回顧

2016-05-08 18:45:54 | 回顧
 メジャーエンブレムは想像通りの強さ、と言おうか想定通りの強さ、と言おうか、ついてきた先行勢が皆伸び悩んだあたりからすると着差以上の強さと考えてよいと思われるが、まあ相手が比較的軽かったから怪物級というほどの評価は疑問。2000くらいでどんな競馬ができるのか楽しみにしたい。父譲りの、距離不安と思われて中距離でも頑張る、という姿を秋以降に期待したい。母の父はオペラハウス。
 ロードクエストは高速決着がしんどいのではないかと思っていたがマイル適性でカバー、やはり東京替わりはよかった。

 評価できるのは主にこの二頭、トウショウドラフタはなんだかんだいって結局1400専門という感じなのだろうか。

16 天皇賞(春)回顧

2016-05-03 18:18:39 | 回顧
 キタサンブラックの優勝で幕を閉じた天皇賞。予想的には完敗である。前に行ける脚と操作性の高さのアドバンテージをまじまじと見せつけられた、スローペースの一戦となった。
 差し返しは別に驚くことではない。いつものパフォーマンスを見せたまでだ。ペースは相当に恵まれた。ここのところの天皇賞で3分15秒台はかなりゆっくりしたもので、レース自体がこう着状態で2周目の4角まで来た、というのもキタサンブラックに味方した。
 そのような要素を差し引いてもキタサンブラックは強い。もはや引退まで買い続けてもいいレベルなのかもしれない(馬券不人気を考慮すれば)。宝塚記念に出走したとして、私は買いたいと思うのかどうかわからない。天皇賞まで制した前年菊花賞馬、というのは10年前までならば歴史に名を連ねる名馬の域であるが。