↑LEICA M8 「闘い」
エボラ出血熱のニュースが増えてます。
今までの報道から感じていることは、潜伏期期及び発症初期の感染力はそれ程高くないのかと。米国内で初発症したダンカン氏(既に死去)は発症後、病院の待合室、自宅にて感染の機会がありました。家族含め濃厚接触しているにも関わらす、そちらでの二次感染は起こっていません。入院し亡くなるまでの期間、感染が起こっており、一人目の二次感染者看護師は既に報道されている通りです。しかし昨日、同僚の看護師が二人目の感染者として報道がありました→ http://edition.cnn.com/2014/10/15/health/texas-ebola-outbreak/index.html
ココで試されているのは、二次感染者が発症初期の微熱段階で感染力があるのかどうか、エボラの感染実態がより鮮明になることです。二次感染者の看護師 ”Amber Vinson ”さんが発症初期に航空機へ便乗していることです→ https://news.yahoo.com/second-texas-healthcare-worker-tests-positive-ebola-090736415.html
もし感染力が高ければ、航空機内という密封空間に居合わせた130名前後の乗客に感染の危険があります。また航空機はすぐに次の乗客を乗せてフライトしますから本人が座わった座席、汗等からの感染力があるのであれば同じ席に座った人に感染の危険があります(座席の消毒はやっていたとしても簡易なモノ) また看護師が空港内を移動していますから、そこでの感染機会(たとえばトイレ)もあったと思われます。そういった状況で感染者が発生するのかどうかが一番重要です。
もし米国内、テキサス以外で三次感染が起こる事態となれば、封じ込め失敗、完全に西アフリカと同じようにパンデミック感染が確実となります。今まで先進国での感染爆発は衛生面及び医療態勢の点に置いて問題無いと言われていました。その根底が覆ることになります。
今現在、完璧なエボラに対する治療薬はまだありません。またワクチンも実用化には時間を要すると思います。
エボラの潜伏期は3~4週間、今から一か月間、米国内での感染者が出現する状況によってはもう西アフリカだけの問題じゃなく、全世界の問題となる可能性があります。
ボク自身は今までの海外報道含め、潜伏期、発症初期の段階では感染力は高くない、死亡直前にその感染力は凄まじくなるとの認識です。
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エボラ最大の分岐点、米国内で新たな感染者が出ないことを願うのみ・・・
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