各論からアップ開始しておりますが、モーターショー・プレスデーの
総論をば。
寂しいです、本当に輸入車メーカーが存在しないと盛り上がらないし花が
ございません。
それだけ、輸入車メーカー参加はモーターショーに欠かせない、重要な
歯車であると、今更ながら感じます。
伝統ある東京モーターショーですが、今年一番の変化はその輸入車メーカー
が殆ど不参加であることですね。
この事実は東京=日本の自動車メーカーの将来を危ぶむ現実でもあります。
世界大不況の影響により、表向きコストがかさむ参加費を削減するため、
参加見送りのようですけど・・・
北米ビック3は本当に経営状態が悪いですから、不参加は仕方ないでしょ。
でも欧州メーカーはボイコットしたとも考えられます。
■その1
日本の自動車産業は欧州のような伝統がないと言えます。当初は模範し
コスト削減という車作りからスタートしましたから独創性の点にて欧州に
敵うわけがございません。
また環境に対する意識差が大きいですね。
欧州はCO2排出量そのものを抑える数値にて環境性能をアピール。
対して日本は燃費の数値を環境=ECO性能としてアピール。
まぁ、欧州の主力機関はクリーン・ディーゼルが主力。
日本はハイブリッドが主力。
将来性で言えば、ハイブリッド→電気自動車なんでしょうけど、日本で
ディーゼルが流行するとは思えず。
そうなると主力ディーゼルのアピールを東京モーターショーで発表する
意味合いが薄いと判断されても仕方ないか。
(マツダからは奇しくも次期クリーン・ディーゼル機関を発表してましたが)
■その2
日本の自動車文化に対する、欧州メーカーからの不信感。
こちらが大きいかなぁ~
昨年、ホンダが突然F1から撤退致しました。さらに今年、日本グランプリ開催
サーキットである富士スピードウェイの撤退。事実上、トヨタがF1から抜け出
したい意思表示とも。
F1はそれこそ欧州の伝統を重んじるカーレースの頂点に位置しております。
従いまして、主力チームは赤字であろうが、参戦を続けるワケでして。
まぁ本音は辞めたいメーカーがあるのも当然ですけど。(事実BMWは今年で撤退)
ただし、最初に抜けるにゃ、かなり危険なわけです。
それがホンダであり経営悪化に伴う撤退発表だったわけですけど、ホンダは第3
期参加時に揉めましたから辞める時も欧州メーカーからは冷ややかな目で見られ
ていた印象です。
日本は、「好きな時に金を出し、経営悪化、レースで成績を残せなければ、
さっさと辞めちまう」そんな信用ならぬお国柄、というイメージでしょうか。
その延長線、ホンダは業績悪化理由で今年、フランクフルトショー不参加しま
した。
欧州にしてみれば、F1でやったことをモーターショーの祭典でも再現しちゃう
日本、許せない存在なんだと思われるでしょ。
そうなると欧州の結束が強く、殆どのメーカーは東京へ来なかったんだと推測
されます。
いずれにせよ、今年の大きなモーターショーを見る限り、アジアでは上海が
大成功=輸入車メーカーの殆どが参加。東京=殆どの輸入車メーカーが不参加。
世界的アジアでの価値は完全に中国が上と印象付けられました。
それは車の販売台数も重要ですけど、車文化に対する国産メーカーの経営優先
方針が欧州メーカーには完全に受け入れられて貰えない、そんな気が致します。
このまま、日本が欧州に対する車文化方針に変化なく、(赤字になろうとも守ら
なくちゃならない伝統維持)経営優先方針でいくならば、日本は世界から孤立
する時代もくるやもしれません。
2年後のモーターショー、逆にどう動くのか楽しみな、今年の前哨戦東京モー
ターショー開幕でございます♪
↑「LEXUS」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
↑「TOYOTA」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
ブース、LEXUSは高級感イメージを演出、TOYOTAはファミリー向け的な演出。
きちんと分けるあたり流石世界のトヨタか。
↑「HONDA」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
方針としちゃ頑張っているホンダ。今やトヨタに次ぐパワーがあると感じる。
後程ホンダは各論をアップします。
↑「NISSAN」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
↑「あのGTRですら」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
↑「ニアミス」 PENTAX K7 D FA Macro 50mm
ブースを見る限り、かなりヤバイ日産。もう全ての技術は出払い、財産を食い
つぶし、残った灰だけ、そんな印象。特にGTR。二年前の熱狂振りが嘘の様。
(2007年11月04日”2007東京モーターショー・GTR編”記事参照)
ゴーン氏、YAMAHAブースでの長時間偵察後、移動時、目の前を通過致しました。
何か気になるモノを見つけたようです(笑)
↑「閑古鳥」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
報道関係者には素通り状態・・・
↑「LOTUS」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
本当に数少ない輸入車メーカーブース。しかし取材に訪れる人は少ない。
↑「MITSUBISHI」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
・・・三菱のカラーって何色??? パジェロ、ランエボなど、どこ行っちゃ
ったの(涙)完全に迷走しちゃった印象。
↑「MAZDA」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
それなりに頑張っている印象。さすが欧州うけするメーカーざんす。
↑「SUBARU」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
トヨタに良い所を吸い上げられている印象。モノ作りはいいのだが、今後心配。
各ブース、特色を生かした雰囲気作りですが、いかんせん、売り込む車=主役
が乏しすぎます。
月光花は今回、メーカーに媚びる必要がない、フリーですから(笑)、できる
範疇で取材した結果で記事をアップしておりますです、ハイ♪
月光花がカッチョいいなぁ~買っても良いかなぁ~という車は次回にでもアップ
致します♪
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総論をば。
寂しいです、本当に輸入車メーカーが存在しないと盛り上がらないし花が
ございません。
それだけ、輸入車メーカー参加はモーターショーに欠かせない、重要な
歯車であると、今更ながら感じます。
伝統ある東京モーターショーですが、今年一番の変化はその輸入車メーカー
が殆ど不参加であることですね。
この事実は東京=日本の自動車メーカーの将来を危ぶむ現実でもあります。
世界大不況の影響により、表向きコストがかさむ参加費を削減するため、
参加見送りのようですけど・・・
北米ビック3は本当に経営状態が悪いですから、不参加は仕方ないでしょ。
でも欧州メーカーはボイコットしたとも考えられます。
■その1
日本の自動車産業は欧州のような伝統がないと言えます。当初は模範し
コスト削減という車作りからスタートしましたから独創性の点にて欧州に
敵うわけがございません。
また環境に対する意識差が大きいですね。
欧州はCO2排出量そのものを抑える数値にて環境性能をアピール。
対して日本は燃費の数値を環境=ECO性能としてアピール。
まぁ、欧州の主力機関はクリーン・ディーゼルが主力。
日本はハイブリッドが主力。
将来性で言えば、ハイブリッド→電気自動車なんでしょうけど、日本で
ディーゼルが流行するとは思えず。
そうなると主力ディーゼルのアピールを東京モーターショーで発表する
意味合いが薄いと判断されても仕方ないか。
(マツダからは奇しくも次期クリーン・ディーゼル機関を発表してましたが)
■その2
日本の自動車文化に対する、欧州メーカーからの不信感。
こちらが大きいかなぁ~
昨年、ホンダが突然F1から撤退致しました。さらに今年、日本グランプリ開催
サーキットである富士スピードウェイの撤退。事実上、トヨタがF1から抜け出
したい意思表示とも。
F1はそれこそ欧州の伝統を重んじるカーレースの頂点に位置しております。
従いまして、主力チームは赤字であろうが、参戦を続けるワケでして。
まぁ本音は辞めたいメーカーがあるのも当然ですけど。(事実BMWは今年で撤退)
ただし、最初に抜けるにゃ、かなり危険なわけです。
それがホンダであり経営悪化に伴う撤退発表だったわけですけど、ホンダは第3
期参加時に揉めましたから辞める時も欧州メーカーからは冷ややかな目で見られ
ていた印象です。
日本は、「好きな時に金を出し、経営悪化、レースで成績を残せなければ、
さっさと辞めちまう」そんな信用ならぬお国柄、というイメージでしょうか。
その延長線、ホンダは業績悪化理由で今年、フランクフルトショー不参加しま
した。
欧州にしてみれば、F1でやったことをモーターショーの祭典でも再現しちゃう
日本、許せない存在なんだと思われるでしょ。
そうなると欧州の結束が強く、殆どのメーカーは東京へ来なかったんだと推測
されます。
いずれにせよ、今年の大きなモーターショーを見る限り、アジアでは上海が
大成功=輸入車メーカーの殆どが参加。東京=殆どの輸入車メーカーが不参加。
世界的アジアでの価値は完全に中国が上と印象付けられました。
それは車の販売台数も重要ですけど、車文化に対する国産メーカーの経営優先
方針が欧州メーカーには完全に受け入れられて貰えない、そんな気が致します。
このまま、日本が欧州に対する車文化方針に変化なく、(赤字になろうとも守ら
なくちゃならない伝統維持)経営優先方針でいくならば、日本は世界から孤立
する時代もくるやもしれません。
2年後のモーターショー、逆にどう動くのか楽しみな、今年の前哨戦東京モー
ターショー開幕でございます♪
↑「LEXUS」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
↑「TOYOTA」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
ブース、LEXUSは高級感イメージを演出、TOYOTAはファミリー向け的な演出。
きちんと分けるあたり流石世界のトヨタか。
↑「HONDA」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
方針としちゃ頑張っているホンダ。今やトヨタに次ぐパワーがあると感じる。
後程ホンダは各論をアップします。
↑「NISSAN」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
↑「あのGTRですら」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
↑「ニアミス」 PENTAX K7 D FA Macro 50mm
ブースを見る限り、かなりヤバイ日産。もう全ての技術は出払い、財産を食い
つぶし、残った灰だけ、そんな印象。特にGTR。二年前の熱狂振りが嘘の様。
(2007年11月04日”2007東京モーターショー・GTR編”記事参照)
ゴーン氏、YAMAHAブースでの長時間偵察後、移動時、目の前を通過致しました。
何か気になるモノを見つけたようです(笑)
↑「閑古鳥」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
報道関係者には素通り状態・・・
↑「LOTUS」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
本当に数少ない輸入車メーカーブース。しかし取材に訪れる人は少ない。
↑「MITSUBISHI」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
・・・三菱のカラーって何色??? パジェロ、ランエボなど、どこ行っちゃ
ったの(涙)完全に迷走しちゃった印象。
↑「MAZDA」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
それなりに頑張っている印象。さすが欧州うけするメーカーざんす。
↑「SUBARU」 PENTAX K20D DA FISH-EYE 10-17mm
トヨタに良い所を吸い上げられている印象。モノ作りはいいのだが、今後心配。
各ブース、特色を生かした雰囲気作りですが、いかんせん、売り込む車=主役
が乏しすぎます。
月光花は今回、メーカーに媚びる必要がない、フリーですから(笑)、できる
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今回の東京モーターショーは本当に寂しい
限りですよん・・・
プレスデー入場者数も発表されちゃいまし
たが、2日間で7900人、前回の1万4300人を
大幅に下回っております。
これも海外メディアが殆ど来なかったのも
理由の一つだそうで・・・
輸入車メーカーからソッポを向かれ海外メデ
ィアからも敬遠されちゃう今回の東京モータ
ーショーって、マジで寂しいッス・・・
ただ会場だけがだだっ広い印象で、前回の
東京モーターショーの頃が懐かしいとしか
いいようが、ございません。
それでも魅了的な車を発見してますんで御紹介
しますねぇ~♪
おかげで、モーターショーに行った気になれます。
さびしい限りです。