↑α900 「夏色」
やっとココ沖縄も晴れ間が出て参りました♪ 冬の間殆ど太陽が顔を出さず、曇りや雨の毎日でしたが、3月中旬となり晴れ間が多くなってます(笑) 普通冬の寒さが緩むと春なんですが、ココじゃ春を通り越して夏って感じです。もう4月になりますと海開きですからねぇ~そんなビーチから夏色をお届けします♪
さてこの一枚、”ミノルタ、AFソフトフォーカス 100mm”で撮影しております。このレンズで様々な撮影を試行錯誤している最中なんですが、楽しいし奥が深いレンズですね。1994年に発売され既に絶版。SONYも引き継ぐことをしませんでした。ボクのもつSTFと同じくボケ味に拘ったレンズです。STFとコノレンズだけがミノルタレンズ群で絞り開放から口径食が出ないボケが可能です。STFとの最大の違い、それはソフトフォーカス専用のリングがあり3段階強弱目盛で調整可能。だだしその調整も目盛を無視し無段階で設定できますからソフト量も自由自在なんです。自由って言葉は∞と同じですからその調整量は自分でコントロールしなきゃならない、責任を感じるレンズですね。絞り開放で基本描写するレンズなんだと思ってましたし実際その撮影ですと如何にもソフトフォーカスレンズでの撮影であることが分かる写真になります。でも色々試行錯誤して撮影していて気付くことがありました。絞る、それもF値は5ぐらいでピンが来るところはソフトにならずしっかりピンが来ます(この数値は被写体により多少前後)そしてソフトフォーカスリングを3段階中の3、最強にしますと、ピンポイントでフォーカスが合い、それ以外はトロントロンにボケちゃうんですよ(笑)STFはもうチョイ芯がある描写で背景のボケが素晴らしいのですが、このソフトフォーカスレンズは全部ボケボケにしちゃいます。ボク的にはこのレンズ、色彩だけを描写する、ピントはあまり意味をなさない、完全に撮り手のセンスに依存する恐ろしいレンズだなと感じました。
現代ソフトフォーカスは普通に撮影したのち、レタッチ処理で暈すことは可能ですしソフトフィルターで淡いフォーカスも可能です。でもその場合、全てのフォーカスが淡くボケますから芯のピンがありません。でもソフトフォーカスレンズは全て淡くソフトに描写もできれば、今回の作品のようにピンの芯を残しながらボケをコントロールするレンズとしても使えますからさらに撮影の幅が広げられるレンズですね。現在現役レンズとして手に入れられるソフトフォーカスレンズって希少です。その写す世界はレタッチやフィルターじゃ味わえない、やはりレンズって素晴らしいや♪
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マクロアポランターに続きまたもや希少レンズの凄さを体感中(笑)
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