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KHANADA~by ddbj2

music+soccer+life(bmkobe/Gq…5)

JOURNEY [FREEDOM]

2022年07月31日 | 音楽
 コロナ禍を経て、満を持しての新作。リズム隊の謀反(?)から、ベースにランディ・ジャクソン、ドラムとプロデューサーにナラ・マイケル・ウォルデンを迎えて完成されました。
 


 各曲、入魂のナンバーで占められているアルバムですね!今回は楽曲作成の段階から、ニールとジョナサンはアーネルのヴォーカルを意識しての作りこみだったのでしょう。
 そのアーネルも期待通り、ライヴ活動が出来なかったことが幸いしているでしょう、コンディションも万全。また、これまでよりボーカリストとしての幅が増した印象です。無理に背伸びせずに、歌いあげているとも言えるかな?

 アルバム前半のアップテンポなナンバーは、どれも1曲目に位置しても遜色のない完成度。
 ジョナサンお得意のバラードチューンも、これぞジャーニー!と言った期待通りのメロディー。
 全体的には、ニールのギターは厚みを持たした仕上がりなので、アルバム「エスケイプ」より「フロンティアーズ」が好みのファンには大いに支持されるアルバムではないでしょうか?



 ただ、個人的には残念な点もいくつか。
 まず、ミックスには、かのボブ・クリアマウンテンが携わっているのですが、どうも低音域のヌケが今一つ。故に、ランディーのベースは霧にかかっているように感じます。敢えて、そうしたのでしょうけれど。

 1曲のみ、現在のツアーではドラム+ボーカルを担当している、ディーン・カストロノヴォが歌っています。その曲をアーネルが歌っていないのも不思議(アーネルのスタイルに合った曲)です。まあ、色々大人の事情によるものかな?

 それと、ファンには嬉しい反面でもありますが、曲を多く入れすぎじゃないかな~?
 ディーンが歌っている8曲目以降の数曲は、個人的には正直クドイ楽曲が続きます。12曲目以降は、アルバム前半の雰囲気に戻りますが・・・。

 それと、各楽曲共にエネルギーを十分感じるのですが、もう少しコンパクト(短く)にまとめても良かったのではないかな?
 ライヴでは、長尺になっても正解かとは思いますが、アルバムとしては各曲4分程度がベストかと思います。

 以上、個人的な勝手な感想でしたが、精力的にライヴ活動を開始されているので、日本公演も状況次第ですが、可能性は大でしょうね。今回も発売元が大手ソニーレーベルでないことは気がかりですが。

 最近のニュースでは、ニールがスティーヴ・ペリーの復帰について匂わせる発言(リップサービス?)もあったりしてますが、さてさて。
 

 

 

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