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超円高に町工場悲鳴・・・の記事

2011-08-21 23:05:12 | 政治

とどめ刺された・壊滅だ…超円高に町工場悲鳴 (読売新聞)

記事写真
写真1
 円高が反映された外貨両替の店舗ボード(20日夜、中部国際空港で)=尾賀聡撮影

 「こんな状態が続くなら、国内の製造業は壊滅だ」。

 ニューヨーク外国為替市場で一時1ドル=75円95銭という史上最高値まで達した超円高。東日本大震災後の不況にあえぐ中での追い打ちに、「ものづくり」で東海地方の経済を下支えしてきた町工場からも悲鳴が上がった。外国人から人気を集めていた観光地も、客足の減少に不安を隠せないでいる。

 愛知県刈谷市の工場地帯に社屋を構え、自動車部品などの金属バネ製造・加工を手がける柴田スプリング製作所。「円高の影響で輸出型企業の下請け仕事がなくなれば、『生きる糧』を奪われたも同じ」。2代目社長、柴田直幸さん(49)は、反転の糸口すら見えない円相場に、これまでにはない悲壮感を抱えている。

 父から会社を継いで30年。針金細工を新たに始めるなどし、18人の社員と切り盛りしてきた。しかし、リーマン・ショックで一時、売り上げが50%以下に。「預金や保険を崩し、1人のクビも切らずに何とか乗り越えた」と思ったら震災が発生、3~5月は計1600万円の赤字を出した。

 どんな状況でもあきらめずにやってきたが、「今度ばかりは自分の力でどうにかできると思えない」。一経営者として、超円高が続くなら、自動車産業に限らず、大企業が生産拠点を海外に移すのは必然だと思うからだ。

 「慈善事業じゃあるまいし、自ら大損をしてまで仕事をくれる企業などあるはずがない。近い将来、この国から加工業はなくなるのではないか」。柴田さんはため息をついた。

 愛知県豊田市で自動車部品製造会社を経営する男性(70)も「別の仕事を考えなきゃいけないかな」と、“潮時”を意識し始めた。「1ドル75円では親会社自体も限界。部品を逆輸入しないとやっていけないだろう」

 陶磁器の製造業者や商社が集まる岐阜県東濃地方。多治見市で製陶工場を営む男性(61)も、超円高に「とどめを刺された」と感じた。

 美濃焼などはかつて、国内にとどまらず、盛んに輸出されていたが、需要は下降線をたどり、1960年代後半に約1300社だった同業者組合は現在、500社を割り込む。男性は「不況がさらに続けば、陶磁器などは真っ先に購入が控えられる。息を潜め、少しでも景気が戻るのを待つだけ」と声を落とす。

 

[  2011年8月21日19時12分  ]

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これは全て「政治」が悪くひいては「政治家」の責任である。
巷間、よく言われる言葉は「民主党は素人の集団だから何をやったら良いのかわからないのだ・・・」。
馬鹿な事を言っちゃあいけませんよ。「素人」に分かる様な事柄を「プロ」の政治家が分からないハズがないのです。
どの様にしたら「良手」なのかは、知ってますよ。「民主党」の議員もそれくらいの事はとうに知っている。
ただ、事を行おうとすると、「障害」が多いのです。そして邪魔をして来る「既成既得集団」が多く「ウルサイ奴ら」が物凄く多いのです。
それを跳ね除けてしまう、「実行力」と「決断力」に欠けているだけなのです。
「死して護国の鬼となる」という不屈の心構えを持って「青雲の志」を携えて行動すれば、自ずと道は開けるハズなのですが、色々なしがらみで頓挫してしまうのですな。
深く物事を考え、より良い道を模索している政治家は沢山おりますが、「ここが勝負」と思い「乾坤一擲」の「咄嗟・とっさの行動」をとれるひと・政治家はあまりいないのです。
この「乾坤一擲」の行動を取れる政治家が後世に名を残す「大人物」として伝えられるのですが、残念ながら、「与野党」通じて皆無です。
「小沢一郎」が「死して護国の鬼とならん」・・・と本気で思ってくれれば、この難局はヒョッとして打開への道が開けるかもしれませんが、それは「小沢一郎」が自分の命と引き換えにして行動する・・・と言う事を意味しています。
これが出来れば「大人物」なのですが・・・。

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