ブログ四方山話

映画等を中心に色々なウンチク話を展開いたします。

あげカレー丼

2009-06-29 19:54:30 | 食・グルメ
「たぬき丼」と来たので、今回は「きつね丼」と行きたいところだが、その前に
「あげカレー丼」です。

大阪の「きつね」は「けつね」であり、油揚げをそのままの形で用いるが、京都の
「京風きつね」は切った油揚げや「キザミ」を使う。同じ関西でも少し違う。

「あげカレー丼」は油抜きしない形で「キザミ」を使用する。味も上品。

たぬき丼

2009-06-27 18:07:32 | 食・グルメ
この「たぬき丼」と言うものは、殆んどの人が「初めて聞いた」と言うかもしれませんね。

「天丼」の一種なのですが、小さな「海老」をウチワ型に開いて「これでもか!!」とばかりに揚げ衣で固めて大きく見せたものの事であります。
「海老」の変わりに「イカ」を使う店もありますが、揚げ衣で大きく見せる・・・。
と言う事は同じですね。

狐が油揚げと言う処を狸は揚げ衣なのです。

別に「たぬき丼」でなくても、この様な「天丼」は時々お目に掛かりますがね・・・。

明治大正昭和大絵巻

2009-06-26 18:45:52 | うんちく
これは「物凄い」ですよ。

雑誌「キング」の「昭和5年新年号」の付録です。「大日本雄弁会講談社」刊です。つまりは今の「講談社」の前身ですね。

「明治元年」から「昭和5年」までを一年を一枚の「絵」で表して年表にしてあるのです。ちなみに、「昭和5年」は「帝都復興祭・3月26日」の「絵」です。「提灯行列」の「絵」ですね。

そうそうたる「当代の画家」達が絵筆を握っておりまして、その凄まじさは最早「付録」等と言うレベルのものではなく、「芸術品」の域に達しております。

扉を飾る「明治元年」は「西郷と勝の会見・3月14日」と銘が打たれております。

その文章を書いてみましょう。

明日にも官軍は江戸の総攻撃に移らんと、品川、板橋に迄押し寄せてきた。
時局は正に切迫、主家の安危さることながら、江戸の興廃を一身に荷った勝阿房は、ひそかに芝、田町なる薩摩屋敷に、官軍の参謀西郷を訪ねて、事の穏便を申し込んだ。
遂に彼の誠意と熱とは、あらゆる障害をも押しのけて、西郷を動かさずにはおかなかった。
「よろしい、明日の総攻め見合わせは、俺どん命にかけてお引き受け申す・・・・」と
千鈞の一諾を得た勝の喜びと感謝は想像するに余りある。
かくして一命をかけた安房の至誠と西郷の果断とは大江戸を兵乱より救い、平穏の理に維新の大業を完成に導いた。

・・・・全部この様な調子です。

超人ロック・新世界戦隊

2009-06-24 11:51:19 | アニメ・特撮
いつか「出そう」と思っていた「超人ロック・新世界戦隊」です。

「超人ロック」は今では数限りなく有る「おたく的同人誌」の草分け的な存在であり、同時にその頂点にある作品です。

「聖悠紀」(この人は私とそれ程年は違わないが、私とはマンガの世界が異なっています。
私は「手塚治虫」の系列で所謂「COM派」です)は俗に言う「オタク」の大親分で、神様扱いされている「伝説」の人であります。

先にも述べました様に、不肖この私とは「マンガ」の系列が水と油なので、この点に付いては接点は全く有りません。従って、本来ならばこの「CD」も購入する事は有りませんでしたが、何故に購入したか・・・?と申しますと、

音楽が物凄く良い・・・・からなのでございます。

此の曲は本当に良いですよ。

私は「サウンドトラック」のコレクターであり、「50年近い」オーデオ歴を持っているのですが、「たった一曲選べ!!」と言われたら、思考の果てに多分、多分、この曲を選ぶのじゃないでしょうか・・・。分かりませんが・・・。
「黄昏」と言う題名になっていますが、1991年に此の曲が発売されて以来、私は自分の「ここ一発」の時には全て此の曲を使っております。
私は自分の「葬式」の時にもこの曲を使うつもりなのです。それほどに好きな曲なのですが、偏屈な私が「良い!!」と言っているので、万人向けではないでしょうね・・・。

この「超人ロック・新世界戦隊」の「黄昏」は上記の様なできなのですが、ところが、後の曲は「?」ですね。もう一曲の「オープニング」の曲はこの別バージョンです。
まあ、言わせてもらえれば、「一曲だけ良い」と言う例ですね。


「ジャイアントロボ」アニメーション

2009-06-24 01:32:42 | アニメ・特撮
さあ、出ました!!「ジャイアントロボ」アニメーション。

今から10年以上も前の作品ですが、実に面白い作品です。

「横山光輝」ワールドの住人達が「これでもか」とばかりの総出演に加え、
ラストは「ジャイアントロボ」対「バビル2世」と言うとんでもない展開が待っています。
但し、「激突」の直前で物語りは唐突に終了してしまいますがね・・・。

マイテイジャック

2009-06-22 23:32:59 | アニメ・特撮
日本特撮TV映画の最高傑作「マイテイジャック」。

音楽は「富田勲」。炸裂する「富田サウンド」を堪能せよ!!

この音楽は、掛け値無しに物凄く良い。

そしてLP盤サウンドトラックの水野コレクションより

「マイテイジャック」・・・見よ!!!

怪獣バランの頭部

2009-06-21 23:14:05 | 映画
東宝映画「大怪獣バラン」よりの「バラン頭部の模型」です。

「大怪獣バラン」は元々は劇場用の映画ではありませんでした。「TV放映用」にアメリカから注文された作品でしたが、日本公開時には「劇場」にて公開されました。
その公開時に見た時は「少々セコイ」作品だと思ったのです。撮影方法が少し違っていましたので「奇異」に感じたのでした。

バラン・・・バラノボーダーバラン

吸血鬼ドラキュラ

2009-06-21 14:54:54 | 映画
極めつけ「クリストファー・リー」の「吸血鬼ドラキュラ」。

「カラー化」されて成功した映画の一つであります。

つまり、「滴り落ちる鮮血」の表現がよく出来ていたのです。
この「血の色」の感じが「モノクロ」では表現しずらかったのです。
「ハマー」の「ドラキュラ」はこれに成功しました。「ハマー」の第一作「フランケンシュタインの逆襲」では「カラー」はそれ程の効果は出せませんでしたが「ドラキュラ」の方は見事でした。
先人の「ベラ・ルゴシ」の「ドラキュラ」を上回るものを「クリストファー・リー」は表現しました。
これにより、「ドラキュラ」のイメージは新たに固定される事となったのです。

至高の「ちらし寿司」(ちらし丼)

2009-06-21 11:01:18 | 食・グルメ
これが「日本最高峰のちらし寿司」(ちらし丼)。

賞味出来るのは「銀座・すきやばし次郎」。値段は「時価」とはいうものの「有って無きが如し」。多分、5000円以上。
恐ろしく「手間隙」が掛かるので店側でも「ちらし寿司を作る手が回らないな・・」と言う理由から俗に言う「裏の品書き」になっております。

年間、数個しか作られない・・・と言う恐るべき「散らし寿司」(ちらし丼)、ある意味では「日本の芸術」とまで言われているのも、大袈裟ではない。

「死ぬまでには食べてみたい」とも言われる「食の芸術」であります。

フランケンシュタイン復活

2009-06-19 16:08:40 | 映画
これは「東宝フランケンシュタイン」ではなくて本家「ボリス・カーロフ」の「フランケンシュタイン」です。

怪人「イゴール」を「ベラ・ルゴシ」が演じる・・と言う、二大巨頭出演の怪奇映画、
「フランケンシュタイン復活」。

この映画こそが後に「鉄人28号」を生み出すきっかけとなったのであります。
「横山光輝」はこの映画を見て「鉄人28号」のイメージを作ったのです。

撮影所現場・フランケンシュタイン対地底怪獣2

2009-06-19 15:48:56 | 映画
日本特撮映画の祖たる「円谷英二」御大の愛情溢れる教えも「フランケンシュタイン」には届かなかった・・・。

図は逆恨みをして、「円谷御大」の背後から襲いかかろう・・・としている
「フランケンシュタイン」の邪悪なる形相を捕らえたものである・・・。

・・・と言うのは又又大嘘でありまして、役者に演技指導をしている「故・円谷英二」の撮影現場にての在りし日の一コマであります。

撮影現場・フランケンシュタイン対地底怪獣

2009-06-18 19:39:25 | 映画
あふれんばかりの愛情を注いで「フランケンシュタイン」に「人間の心」を教え込もうとする「円谷英二」御大の図。

しかし、「御大」の心は洋として「フランケンシュタイン」には通じない・・・。

「あう・・うう」「あうあう・・・」と言う言葉を発するのみであった。

「円谷英二」御大の真心はこの「巨大なる怪人」の心を氷解させる事が出来るのであろうか・・・・?

よく見ると「フランケンシュタイン」は変な目つきをしているぞ。


と・・・言うのは全くの「ウソ」で、「役者に演技をつける円谷御大の図・・」でありましたとさ!!!