あたしゃ、「サッカー」は専門じゃございませんので、あまりよく謂れは存じませんでした。
勿論、「サッカーフアン」のお方には先刻ご承知の事柄なのですが、以外と知られてないので取り上げてみました。
Jリーグに所属する日本のサッカークラブの名前にはさまざまな意味が込められていたりします。例えば、東京都をホームとする『東京ヴェルディ』の「ヴェルディ」はポルトガル語で緑という意味の単語「VERDE」が由来となっていたりします。今回は、そんな日本のサッカークラブたちの名前の由来を紹介します。
●逆から読みました! 『コンサドーレ札幌』
コンサドーレ札幌のクラブ名は、「北海道生まれの人」という意味の「道産子」を逆から読んだ「コンサド」に称賛のかけ声の「オーレ」を足して作られました。公募によって決定されたものです。北海道ならではの言葉が織り込まれていていいですよね。
●頭文字S! 『清水エスパルス』
清水エスパルスの「エスパルス」をローマ字表記にすると「S-Pulse」となります。先頭の「S」は静岡・清水・サッカーの頭文字。「Pulse」は英語で「心臓の鼓動」という意味です。サッカーを愛する静岡、清水の人々の情熱を表しています。
●がんばるだけじゃない! 『ガンバ大阪』
ガンバ大阪というクラブ名を聞くと、日本語の「がんばる」が由来だと思いがちですが、それだけではありません。実は「ガンバ」とはイタリア語で「脚」という意味。サッカーの基本である脚をクラブ名として強調することで、シンプルに強いクラブであることを意味しています。
●港町横浜ならでは! 『横浜F・マリノス』
横浜F・マリノスの「マリノス」とはスペイン語で「船乗り」という意味です。国際貿易都市である横浜市をホームタウンにしているクラブならではの名前ですよね。ちなみに横浜とマリノスの間にある「F」ですが、これは同じく横浜をホームタウンにしていた『横浜フリューゲルス』を吸収合併した際に、フリューゲルスの頭文字である「F」がつきました。
●なんでエイトなのかというと……。『名古屋グランパスエイト』
名古屋市をホームタウンにする名古屋グランパスエイト。「グランパス」は英語で鯱(しゃち)という意味。名古屋のシンボルともいえますよね。では「エイト」はなんなのでしょうか? 実はこれ、名古屋市の記章である「八」の字からつけられているのです。サポーターやサッカー好き以外だと、「なんでエイトなの?」と思う人も多いかと思いますが、これでスッキリですね!
●三本の矢! 『サンフレッチェ広島』
サンフレッチェ広島の「サンフレッチェ」は、数字の3(さん)とイタリア語で「矢」を意味する「フレッチェ」を合わせたものです。つまり「三本の矢」。かつて広島県(安芸国)を治めていた戦国武将・毛利元就の故事が由来となっています。
●控えおろう! 『水戸ホーリーホック』
茨城県の水戸市をホームタウンにしている水戸ホーリーホック。「ホーリーホック」を日本語にすると「葵」。つまり、かの有名な水戸黄門こと水戸光圀公の「葵の紋」が由来となっています。エンブレムも水戸藩の家紋「三つ葉葵」になっていたりしますよ。
●これぞ温泉! 『ザスパ草津』
群馬県全県をホームとして活動するザスパ草津ですが、クラブ名の由来はズバリ「The spa」(ザ スパ)。日本語だと「これぞ温泉!」という感じですね。温泉の町草津ならではのクラブ名です(笑)。
何か、落語の「三題噺」みたいですが、中々面白いですね。
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