Blue Yodel Hour番組ブログ、引っ越し完了しました

ワケあり中放出、40回目のオンエアー

 来週31日も「Blue Yodel Hour」の生放送はあるので、ワケあり大放出とはいかなかったけど、‘中放出’ぐらいはしたつもりですよ。

 それではオンエアーリストと、時間を気にして口にしなかったコメントのフォローなど…。

ブルーヨーデル・コーナー
1. T For Texas(Blue Yodel No.1)/LYNYRD SKYNYRD
   1977年に飛行機事故に遭ったことで有名なレーナード・スキナード。その事故の前の年にイギリスのロックフェスに出演したときの音源。その時代はそれが普通だったけど、今聴くと代わりばんこのギターソロの長~いインタープレイが退屈なのと、♪ヨロレイヒ~を省いて歌ってるバージョンなので、実際は9分2秒ある曲を4分弱でフェードアウトしました。
2. The Salor's Plea/JIMMIE RODGERS
  1928年ニュージャージー州カムデン録音。Pleaは言い訳という意味。
3. Atlantic City/HANK WILLIAMS III
   お約束を守って、出ましたハンク・ウィリアムス3世。ブルース・スプリングスティーンのアルバム「ネブラスカ」の代表曲をカバー。前半はスプリングスティーン・ファンが激怒しそうなお気楽なカントリー。ところがブルーヨーデル一発で曲調を変え、オリジナルに近い雰囲気に。まさにブルーヨーデル応用例の頭脳プレイです。

ワールドミュージック珍品音源コーナー
1. Coffee Blues~My Creole Bells/PETTYBOOKA
  ヘタウマのウクレレ・デュオfromハワイ・バージョン。‘おぎやはぎ’のおぎと先日結婚を発表した森山良子の娘・奈歩が2代目ぺティとして、この曲の前半をソロで歌ってます。「Blue Yodel Hour」ならではのナイス・フォローでしょう?
2. Hoe-Down/LEONARD BERNSTEIN指揮 NEW YORK PHILHARMONIC演奏
  1942年に作曲家アーロン・コープランドがヒルビリーの演奏形態の一つ‘ホーダウン’をもとに作ったバレエ組曲RODEOから。意外と聴き易い! だから、ヒルビリーもクラシックも毛嫌いしてはいけませんよ。
3. ささやかれた夢の話/比屋定篤子
  先月13日、番組プレゼンツ・ライブを終えたバンジョー奏者の松本もんつさんを那覇空港に送る車の中で、タイフーンfmの‘リズミック・スコール’という番組で偶然かかったバンジョーをフィーチャしたボサノバ曲。「誰がバンジョーを弾いているの?」「誰が歌ってるのかなぁ?」と車内はパニックに。調べてもらったら'99年作のこの曲。地元那覇高校卒業の比屋定篤子さんだとは、つゆ気づかず…。
4. Autumn Leaves/MARTIN TAYLOR and DAVID GRISMAN
 ♪枯れ葉よ~で誰でも知っている曲。沖縄には落葉する木は写真のクワディーシャや桜ぐらいしかないけど、ジャズバーでは年がら年中この曲が演奏されてます。ギターのマーチン・テイラーは長年ステファン・グラッペリのバンドにいただけに、プレイが上品で洗練されていますよ。

ノンジャンル・コーナー
1. Cathan/LIAM O MAONLAI
  邦題「いつになったら」。ちょっと聴きではとてもアイリッシュ曲とは思えない、変わったリズムの曲。番組中「リアム・オ・メンリィは1997年に沖縄ツアー敢行」とコメントしたけど、正しくは'99年7月でした。自分が担当しているジ・アイランダーズと無縁ではないけど、その他の沖縄アイリッシュ情報というHPをしみじみと見直して溜め息のソギーマン……トホホ。
2. You Ain't Going Nowhere/THE BYRDS
  珍しくコメント時間が余ったので、リードギターのクラレンス・ホワイトと彼の手になる‘ショルダー・ストラップ・ベンディング・ギター’について苦しげに、しどろもどろの熱弁。

  では、来週もモア・ディープなやつを放出しますよ!

 ♪ヨロレイヒ~
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