しかし、９月23日に亡くなった人は93歳のオバァちゃんギタリスト。長寿を全うしたのだから、半ばお祝いでもありましょう。
それよりも何よりも、20年近くも忘れていた曲と、それをテーマ曲にしていたラジオ番組を思い出させてくれたことに、少し感謝しています。
訃報の主は、ジャケ写真のEtta Baker。‘カントリーブルース’というジャンルのフィンガーピッキング・スタイルのソロギター弾きかな？
「One Dime Blues」という彼女のソロギター曲を番組のオープニングとエンディングに使用していたのは、15年ほど前に終了した(？)ＪＦＭ全国ネットの「気まぐれ飛行船」でした。よく聴いたなぁ。「ジェットストリーム」のあと、確か毎週月曜日深夜25時～27時の２時間番組でしたね。
作家の片岡義男と女性ジャズボーカリストの安田南の２人がパーソナリティの、洒落ていて落ち着いた番組。
角川書店の「野生時代」が１社スポンサーなので、洒脱なＣＭも楽しかったなぁ。なぜか沖縄ではＡＭ局の極東放送がネットして、女性創業者の名前を冠したセメント会社の１社提供だったので、
野生時代のＣＭは当然聴けなくて、プンプンにぶんむくれたことを思い出した…。
番組では曲名を「10セントのブルース」と邦題で紹介していて、たしか僕も耳コピーしてギターで弾けたんじゃなかったかな？
‘昔取った杵柄’の喩え通り、また練習して弾こうか－－。
♪ヨロレイヒ～
