前半は「反日映画?」と感じながら観ていたのですが、
後半は濃密でしたね。。。(色んな意味で・・・)
ベッドシーンは凄いんだけど、2人のフィーリングが伝わってこなかったの。
(まるで、体操しているみたいだったなぁ~・・・。)
ヒロインのタン・ウェイはこの役には若すぎる気がしました。
色気や憂いがないんですよね・・・。(20代後半の女優にしてはウブすぎる。)
Poker faceで頑なで慎重で冷徹なイー〔トニー・レオン〕を惑わせる
という設定に説得力がない。
色目を駆使したり、悩ましいポーズをしたり、寂しそうな笑みを浮かべたり・・・
男を堕とすテクニックが自然に身についている
もっと大人の女優を起用した方が
官能の中にもしとやかなムードを出せたのではないでしょうか?
なんか背伸びしていて痛々しくて・・・。
(↑体当たりで頑張っているだけに・・・)
ベッドシーンでは野獣のような鋭い目をしていて目力あったので、
アクション・ホラー・サスペンス映画向きなのではないでしょうか?
(目は男性的と言うか・・)
将来性のある女優だとは思うけど、
この役には合っていなかったと私は感じました。
トニー・レオンは『傷だらけの男たち』と同じく、
メソッド演技(自分自身の個性を消し、役と同じ体温で演じる精神演技法)でしたね。
ラストシーンで涙をためた目はイーの人間味が垣間見えました。
素晴らしい演技ですね。(*^-^*
ラストシーンでトニー・レオンの表情をクローズアップしていたという事は
新人女優タン・ウェイを前面に出していても
結局はトニー・レオンの映画だったのかしら?
内容的には歴史モノとしては時代の波に揺れ動く緊迫感が乏しいし、
ベッドシーンはムードがないし、
悲劇的なラストもあっさり演出していている。
残虐さやお涙頂戴的なメロドラマ要素を省く意味で
ジャンプ・カットを用いるのは効果的だと思うんだけど、
処刑間際のヒロインの深い哀しみがあともう少し浮き彫りになっていれば、
「ぐっ」ときたのにな・・・。
何を目指したかったのか?
主題は何だったのか?
私の頭脳では理解できず・・・しっくりこなかったのです。。。
P.S.
アン・リー監督(写真:右)はハンサムですね☆
タン・ウェイ(写真:左)は日本の女優に例えるならば
中越典子・井上真央に似ているかも?
あと、ライ役のチュウ・チーインは
一瞬、仙道敦子かと錯覚してしまったほどソックリでした☆
コメントありがとうです。(*^-^*
>ヒロインはどこKで、ファザーコンプレックス的なところがあり、
そうなのですね。
だとすると、ウブな感じの女優さんで良かったのでしょうね。(^-^)
タン・ウェイは次はどんな作品(役柄)を演じるのか注目しています☆
ヒロインはどこKで、ファザーコンプレックス的なところがあり、これぐらいの組み合わせのほうが、いいのかな(実際の実年齢はもう少し高いらしいけど)とも思いました。
コメントありがとうです。(*^-^*
トニー・レオンは繊細だけど男っぽさもある目の表情が素晴らしいですよね☆
タン・ウェイは彼女の個性を活かせる良い作品(監督)に出逢えれば
もっと大成するでしょうね。(*^-^*
TB&コメントありがとうございましたm(__)m
僕も今回のトニー・レオンは目の演技が上手いと思いました。ボカシベッドシーンはヘタでしたけど(笑)
タン・ウェイ、なかなかいい新人ですよね^^ これからチェックしていかないと(笑)
トラックバック&コメントありがとうございます。(*^-^*
私的にはこの作品はダメという程ではなかったけど、イマイチかも?(^_-)
私はこの作品、雪の日に観に行ってしまったので
映画館に行くまでに少し疲れてしまったせいか、
少し長さを感じてしまったかな。
『ジェシージェームズ』『アメリカンギャングスター』は未見なのですが、
昨年の『パフューム ある人殺しの物語』(147分)は全く長さを感じなくて、
スクリーンに惹きこまれました。(*^-^*
観客の感性が試されるようなタイプの作品なので、
意見(好み)がハッキリ分かれるタイプの作品でしょうね。
トニー・レオンの演技は最高☆ですよね。(*^-^*
ダメでしたか?
今回は私はOKで長さも感じずにすんだのですが、
やっぱり長すぎるのはそれだけでマイナスポイントですね。
年間に2時間半越える作品っていくつも無いのに、今年に入って「ジェシージェームズ」「アメリカンギャングスター」と既に3本でしょ?
考えただけで疲れますよね。
中だるみは必ずありますものね。
まあ、この作品はいろんな意味で意見が分かれるでしょうね。
トニー・レオン最高!