~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

■『イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-』■

2012-09-16 01:17:48 | 映画【イタリア】


  『イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-』:概要

宣戦布告
魔王

7期にわたりイタリアの首相を務める一方で、
権力を利用しマフィア絡みの数々の犯罪に手を染めた
戦後イタリアを代表する政治家ジュリオ・アンドレオッティ。

 ジュリオ・アンドレオッティ - Wikipedia

後に法廷で裁かれることになったアンドレオッティの姿を軸に政界の闇に斬り込んで描いた作品。
2009年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作。

主人公は重い量刑か無罪か法の網をくぐりぬけているかなりのクセ者だけど、
肩をすぼめて無表情でショボンとしている。
そういう一貫した風貌は時に滑稽でどこか憎めない印象だった。
それが良い意味ではないけど、
“魔王”と呼ばれる“伝説の人”になってしまった要因なのかしら?
(ある意味、アルカポネみたいな感じなのかもしれない・・・。)

この国の政治情勢がわからなかったので細部はつかみきれなかったかな・・・。
この国の近代史の予備知識入れてから観たほうが
すんなり入り込めたような気もした作品でした。


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