ロシア気質
イタリア人
家族の為に自分を抑制して生きてきた富豪の貞淑な妻が、
息子の友人と恋に落ちていく顛末を描く。
“ミラノ、愛に生きる”というよりも“ミラノ、愛に堕ちる”って感じだよね・・・。
自分勝手な女のサガと言うか・・・。
全く共感出来ないヒロイン像だったわ・・・。
ホント、こういう母親をもってしまった事で犠牲になった息子や家族達がお気の毒・・・。
こういう悲劇が起きても自分の言動を改めようとしないところがイタイし、
狂っているとしか思えない・・・。
悲劇が起きた後の母役のティルダ・スウィントンは顔色が悪くて、
目の下にはクマが出来ていて役への入り込み方は凄まじかったですね。
衣裳にはこだわっていたみたいだけど、
私的にはこれといって目を惹く衣裳は特になかったし、
主題(テーマ)に救いも希望も感じとれない・・・。
わがままで良心すら垣間見えない、
ヒロインのキャラクター設定が私好みではなかったです・・・。
唯一良かったのは建物だけでした。
≪『ミラノ、愛に生きる』関連記事≫
「ミラノ、愛に生きる」 衣装でヒロインの心の内表現 〔MSN産経ニュース:11.12.23〕
ティルダ・スウィントン、白い魔女からミラノマダムへ『ミラノ、愛に生きる』 〔NIKKEI 映画・エンタメガイド おすすめ映画〕
何かエドが可哀想過ぎるというか…
そうそう、恋に堕ちるのに理由なんてないのかもしれないけど、
仮にも上流社会にいたのならば、もっと立場や体裁を気にしそうな気もしますね。
ホント、エドが可哀想すぎるし、他の家族もお気の毒ですよね・・・。
私などは結構うなずいちゃったりもしたんだけど。。。 ははは。
家族の事情って、如何ともし難いこともありますよね。 エドのことも偶然だと思うけど。
それでも愛を貫く! というか、もうそこにはとどまれないくらいの家族の歴史があったんじゃないかと。 アントニオのことももうちょっと描けばよかったかな。
こういう映画は複雑ですよね。
ところで!
BCさんの2011年ベスト、どこにトラバしたらいいかわかんないんで、教えてね~。
ヨーロッパ映画って、自分勝手なヒロイン像ってわりと多いから、
「またか・・・」という感じだったんだけど、
道徳的には理解しがたくても気持ち的にはわからなくはないなと思えたら
馴染める時もあるんだけどね。
このヒロインは「あんた、狂ってるよ」としか思えず、
同情の余地ナシみたいな感じだったの・・・。
夫婦や家庭の事情が絡む物語は
結婚経験のある人のほうが何気にわかる部分があるのかな?
>BCさんの2011年ベスト、どこにトラバしたらいいかわかんないんで、教えてね~。
マイベストはあと3.日本映画を書いたら完結なんだけど、
(正月休み中に『源氏物語~』観に行ってから順位確定するの。)
今UPしている1.アジア映画・リバイバル映画、2.欧米映画でもどれでも気軽にトラバしてくれて良いよ。
今、実家パソコン貸してもらってネットやっているんだけど、
6・7年ぐらい前のパソコンなので型が古くてエラー出まくりで
Google Chromeインストールしてなんとか乗りきっている状態なので、
自分からの年始トラコメ活動は家に戻ってから時間があればしようかと思っています。
ムッソリーニ・愛の勝利のときほどの不快感はなかったですけれど、贅沢な調度品を使った、『よろめきドラマ』でしたねぇーーー。
せめて、彼女が家の中でロシア語が禁止されてるとか、マナーにうるさい姑に対して、ビクビク過ごしてるとか、ダンナが愛人にはすごい贅沢させてるのに、妻には吝嗇だとか、そういうのも一つもなくて、あんまりでした。
『ミラノ、愛に堕ちる』ナイスです!!!
この作品は邦題がロマンチックだったので観に行ったのですが、失敗でした・・・。
とてもじゃないけど、愛に生きているような夢は全くなく、
ただただヒロインが勝手に堕落の一途をたどっているだけで・・・。
ヒロインの家庭内でのモヤモヤ感もあまり伝わってこなかったから
愛に狂ってしまうのも説得力なかったですよね。。。
>『ミラノ、愛に堕ちる』ナイスです!!!
ありがとう。^^