~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

~『恋のときめき乱気流』~ ※ネタバレ有

2013-06-29 11:07:50 | 映画【フランス】


 恋のときめき乱気流:『フランス映画祭2013』

生地

元彼と偶然、飛行機で隣り合わせになってしまった事から起こる会話を回想を交えて描く。
リュディヴィーヌ・サニエ初のラブコメ。

あれだけ激しい乱気流に巻き込まれても皿やグラス飛んだり割れたりしなかったのが不思議。。。

妊娠4ヶ月で男女の判別はつくのかしら?
妊娠6ヶ月超えていたら、お腹蹴るぐらいになっていたらわかりそうなものだけど?
という気もしていたので、ジュリーの妊娠云々はもしかしたら?と思ってはいたな。。。

最初にユニバーサルのロゴが流れたので一瞬、ハリウッド映画かと思っちゃった。。。
ユニバーサル系のフランスの映画会社らしいですね。
脚本を手掛けたのはアメリカドラマに出演されていた俳優なので、
ライトなラブコメでハリウッド映画ぽいノリでした。

機内の熟年男性がスカート姿のジュリー〔リュディヴィーヌ・サニエ〕に目がいって、
奥さんに見つかり、
バツが悪そうにその場を取りつくろうんだけど、
「生地を見ていた。」
とサラっと知的にかわすところはフランス映画らしい瀟洒さのような気もした。

偶然、元彼に再会しちゃうシチュエーションって、
ありえなさそうに見えて意外とあるような気もする。
やっぱ、ご縁があるからだと思うし。
人間の行動範囲って広いようで狭いからね~。

サニエちゃんは初めてのラブコメで等身大の女性役で生き生きしていたね。
今まではクセのある役どころが多かったから新鮮だったよ。

フランス映画ならではのどんより感が一切ない、ほのぼのとしたラブコメで観やすかった。
『最強のふたり』以来、陽気なフランス映画も増えてきているのかしらね?

 ~『最強のふたり』~ ※ネタバレ有

気楽に観られたラブコメでした。


P.S.
この作品、今年4月にフランスで公開にされたばかりだからか、
まだ配給ついていないみたいだけど、
素直に面白かった作品なので配給ついて日本公開決まると良いな。


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 レポート:フランス映画祭2013


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