素朴な疑問が発生したので、箇条書きにしちゃいました。。。
◇アパートで変死事件が相次いでいるのに、なぜ住民は出て行かないの？
◆深夜？の地下鉄のプラットホームとはいえ、
ヒロイン〔コ・ソヨン〕と謎の女〔ユミン（笛木優子）〕2人だけってアリ？
てか、プラットホームの場面は要らないと思う。
物語の大筋とは関連ないし・・・
◇両親を突然の交通事故で亡くした車椅子の少女・・・
親類と暮らすか？福祉施設に入所するか？
そういう選択肢はなかったの？
近所との繋がりが薄くなってきている現代社会とはいえ、
当初は両親を亡くした少女への同情心から生まれた
ささやかな善意で住民は接していたと思うし、
住民が少女を虐待するに至る背景には何か心の闇があったはず。
虐待に関わった住民の家庭環境が少しでも描かれていれば、
少女を虐待した住民達の屈折した心理が伝わってきたような気がする。
ヒロインが向こう側（幽霊側）になってしまうオチは『世にも奇妙な～』ぽいし、
時計のアラーム音は『着信アリ』のケイタイ着信音と似た系統？のメロディだったし、
日本のホラーに着想を得てミックスさせただけの作品？
『仄暗い水の底から』のようなヒューマンドラマ風のホラー映画は好きなんだけど、
『アパートメント』は人間愛（救い）のない物語だったので私好みではなかったな。(^-^；
ただし、
店舗のディスプレイ、アイシャドー、服etc
全般的にブルー（青）が基調のフィルムノワール風の映像。
青に赤（血）を対比させた映像センスは良かった。(^-^)
主演のコ・ソヨンは演技に柔らかさはないけど、スタイリッシュで現代的な女優ですね。
日本の女優に例えると米倉涼子に雰囲気が似ているような気がします。
特別出演のユミン（笛木優子）は涼やかな顔立ちではあるけど、
目つきは鋭くて演技は上手いですね。
『ボイス』主演のハ・ジウォンは現代的、
もう一人の女優は実年齢よりも大人びて見える物静かで落ち着いた雰囲気の女優だったし、
アン・ビョンギ監督は現代的な女優と古風な女優の組み合わせでキャスティングする傾向があるのかしら？