『ミウの歌 love of siam』：日本公式サイト
ぬいぐるみ
ミウは子供の頃、ピアノが弾けるというだけで女々しく見られてしまってイジメられるのね・・・。
インのお部屋の壁一面に片想いしているミウの写真ギッシリ貼ってあって
まるでスリラー映画並みだったな。。。
好きな少女の髪の毛を取ろうとしてモジモジしているトンが素朴だったな。
（↑少年達は皆スポーツ刈りで少女達は腰までの長さのストレートロングで似通っていて
顔の見分けがつきにくかったので役名間違えていたらスイマセン。m(_ _)m ）
こういう少女漫画風？のシチュエーションやノスタルジックな作風の青春物語って
90年代の日本のドラマによくあったよね。
（『あすなろ白書』や『白線流し』とか。）
観ていて懐かしい気持ちになりましたよ。
中盤、ミウとトンがBLになったり、トンの父が病気になったり、
シビアな展開になっていくのはチョットね。。。
ラスト、BLだったミウとトンが普通の友達同士でいる事を選んでくれてホッとしたよ。
苦難を乗り越えていこうとする夫婦の姿にもじーんとさせられた。
穏やかな演出でしたがゆったりすぎると言うか間延びしていたかなぁ。
上映時間158分は長すぎるのでもう少しカットして上映時間を短縮したほうが観やすいし、
拡大公開されやすい気もしました。
だけど、等身大の想いを綴ったオリジナルソングは爽やかでした。
P.S.
今年3月に開催された【大阪アジアン映画祭】で
この作品は『サイアム・スクエア』というタイトルで上映され観客賞を受賞した作品です。
大阪アジアン映画祭2009：公式サイト
これは楽しみにしてましたので、早速観に行ってきました。
おっしゃられるように158分はちょっと長かったですね。
とはいえ、その分、各キャラクターの苦悩や想いをしっかり描かれていたと思います。
夫婦の崩壊と再生のきざしのあたりは私もじーんときました。
この作品、初日の土曜日に行く予定だったんだけど、
寝坊しちゃって上映時間に間に合わなかったので、今日観に行ってきました。^^
上映時間が長い分、各キャラクターの心情は丁寧に描かれていましたね。
少年少女だけではなく、夫婦の苦悩も伝わってきたので
物語に奥行きが出ていたのは良かったですね。