KILL WITH ME？
殺人サイトのアクセス数が上がると共に殺害のスピードが加速する。
ネットユーザーの負の好奇心をつくエグイ殺害方法。
ITが氾濫する今の時代ならではの題材を考え付いた発想力は凄いと思いました。
だけど、ミステリーとしてはヒネリがないのよね。。。
同僚のFBI捜査官グリフィンの死に際のメッセージからあっさり謎が解けすぎでしょ。
もう少し二転三転してほしかった。
残忍な公開殺人をしている犯人が
ジェニファー〔ダイアン・レイン〕の娘を殺さなかったのは良心が残っていたのかしら？
だけど犯人は復讐とは関係のないグリフィンは殺害しているし、
ジェニファーも殺そうとしたよね。
その辺の動機付けがイマイチよくわかんない。 
正直言うと、この作品の前半を見ている時は
男勝りで頭脳明晰のキャリア、ショートの髪型のFBI捜査官ジェニファー役って
ボーイッシュでインテリジェンスなジョディ・フォスターが演じた方が合いそうな気がしたんですよね。
これまでのダイアン・レインってロングの髪型で気品のある役かセクシーな役が多かったからか
ダイアンだと女らしさが勝ってしまうような気がしてしまって・・・。
でも、観終わった後はダイアンの女らしい繊細さもあったからこそ、
人間味のあるヒロインに映ったような気もした。
大切な人を失う辛さを経験しているから、残された者の気持ちは誰よりも理解できる・・・。
だからこそ、これ以上人を死なせたくないし、
自分が窮地に立たされても絶対に諦めない！
そういう強靭な意志がラストに表れていた。
犯人を抹殺したラストの彼女の表情は英雄のように勇ましい。
気迫に満ちたダイアンの勇敢な姿は初めて見たような気がしましたよ。
ダイアン・レインは作品に恵まれればオスカーを獲得出来る力量は充分備わっていると思います。
近年の彼女は女優としての良い意味での欲が芽生えてきて勢いがありますね。
これからもダイアン・レインに注目しようと思います。 
高い位置から降下していくカメラの角度が独特で恐怖感が煽られた作品でした。
＞自分が窮地に立たされても絶対に諦めない！
そういう強靭な意志がラストに表れていた。
犯人を抹殺したラストの彼女の表情は英雄のように勇ましい。気迫に満ちたダイアンの勇敢な姿は初めて見たような気がしましたよ。
あのラストは非常に迫力がありましたね。
でも…まるで犯人は彼女に命を捧げたかの如く、それまでとは違い、安易に場所を選んでいる…という気がしました。
コメントありがとうございます。(*^-^*
>まるで犯人は彼女に命を捧げたかの如く、それまでとは違い、安易に場所を選んでいる…
ナルホド。
この作品を観ていて不思議だったのは
残虐な殺人ショーを繰り広げている犯人なのに、
凶悪な憎々しさは湧いてこなかったんですよね。
こういう殺人手段でしか歪んだ世の中に反論できない内向的な青年は
ある意味一番の被害者なのかもしれない・・・。
犯人は彼女に運命を委ね、“心の救済”を求めていたのかもしれないですね。
グロいのは苦手なので「ソウ」なんかも観ていない私ですが、こいつはそうでもなかったから観ることができました。
ただその分、物足りない事の多い作品でもあったみたいですね。
個人的には高度な頭脳栓なんかが見れるともっと楽しめた気がしました。
本年はこれが最後のコメントになるかと思います。
トラックバック投げっぱなしの私に対して、いつもコメントでお返しいただき本当にありがたく思っております。
ではでは、また来させていただきます。来年もよろしくお願いいたします。
今年はお世話になりました。(*^-^*
頭脳戦のせめぎあいがあればもっとスリルが出て面白くなったでしょうね。
トラックバック下さった方へは出来る限りコメントも出来るように努力はしているのですが、
忙しいときは読んでトラックバックのお返しするだけで精一杯で
コメントまでは出来ない時もあるんですよ。
コメント出来たとしても遅くなってしまったりして・・・。
これからはこちらからもピロＥＫさんのブログへトラックバックしたいと思っています。
来年もヨロシクお願いしますね♪