イノセントワールド -天下無賊- - goo 映画
フォン・シャオガン監督作と言えば、
私的には『誠実なおつき合いができる方のみ』は大好きなんだけど、
~『誠実なおつき合いができる方のみ』~ ※ネタバレ有
『女帝[エンペラー]』はイマイチだったので、
◆『女帝[エンペラー]』◆
『イノセントワールド -天下無賊-』を観る前は少し不安だったんだけど、
不安的中という感じかな。(^-^;
スリの技の場面はスローを多用した演出。
舞のように優雅に撮っていて画的には美しんだけど、
こういう行為を美化しているような印象を受けてしまいました・・・。
それと、列車上の格闘場面が合成?に感じ、チープに思えたのが残念でした。。。
前半のアンディ・ラウの髪型は微妙だったケド(トップ写真:左)
冒頭の少しコミカルな演技は新鮮でしたよ。
(私が今までに観たアンディ・ラウの出演作は二枚目な役柄が多かったので。)
キリッとした強い眼差しで涙を浮かべ、サッと手で涙をぬぐう仕草が魅力的。
『愛と死の間(はざま)で』を観た時も思ったけど、
『愛と死の間(はざま)で』・・・ ※ネタバレ有
アンディの毅然とした泣き方はとてもダンディですよね。
どんな俳優でも泣きの演技をすると多少は女々しく見えるんだけど、
アンディは女々しくならない。
根っからタフな人なんだろうな。
物語的には活劇だったのか?メロドラマだったのか?ピンとこなかったな・・・。
でも、カラーの水墨画のような風景とアンニュイ歌声が調和していたのは良かったですよ。
最初観た時はジャンル分けに戸惑いましたが、何度か観るうちリズムに馴染めました。
活劇だと香港映画が断然面白いのですが、
あのシーンはフォン・シャオガンのセンスでしょうね。
>アンディの毅然とした泣き方はとてもダンディですよね。
グッときますね。
「愛と死の間で」のラストでアンディがオレンジを食べるシーンと、
この映画の終わり近くでレネ・リウが
北京ダックをほおばるシーン。
どちらも旅立った愛する人を思っての行為で、
シンクロします。
どうしてもファンとしての目で観ちゃって、甘い感想になってしまうのですが・・・
シャオガン監督は美しい映像を創り出す方だな~ってこの作品と『女帝』を観て思いました。
ストーリーは限られた空間での悲喜劇・・こんなものかな~というカンジですが
アンディとレネちゃんが凄くよかった!
2人の絡みがよかった。相性もよかったな。
アンディの泣きの演技は昔から多いですが
年々素晴らしくなってる気がします。
コメントありがとうございました。(*^-^*
この作品はジャンル分けが微妙なところですよね。^^
あの場面はフォン・シャオガンならではの優美なセンスを感じますね♪
アンディの泣き方はなよっとした感じにはならず、男らしく泣くのが素敵ですね☆
>「愛と死の間で」のラストでアンディがオレンジを食べるシーンと、
この映画の終わり近くでレネ・リウが
北京ダックをほおばるシーン。
どちらも旅立った愛する人を思っての行為で、
シンクロします。
追憶なのでしょうね。
せつない場面ですね。
コメントありがとうございました。(*^-^*
ホント、ズラにはビックリだよね~。^^
フォン・シャオガン監督は壮大な風景を絵画のように映しだし、
スローを効果的に取り入れて優美に撮る映像が良いですね。
アンディさんとレネちゃんは絵になっていたし、演技の相性も良かったね♪
アンディの泣きの演技は多いんですね。
年齢と共に渋い男らしさが増してきているんだろうね。
アンディのダンディな泣き方素敵ですね。(*^-^*