~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

◇『三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~』◇ ※ネタバレ少々

2008-10-09 19:36:44 | 映画【日本】

 

この高校の馬術部は馬術競技に向けた練習だけではなくて、
寮に入り、早朝起床し馬の世話、下校後は馬の散歩や競技の練習。
24時間体制で馬と接している。

休日と言える休みは友達とカラオケに行った時と
お正月休みに家に帰省する時だけのようです。

でも、そのお正月休みにヒロインの香苗〔長渕文音〕は
部室で一人お餅食べている顧問の古賀先生〔柳葉敏郎〕に
「年賀状出し忘れたから。」
と言って届けに来るんですよね。
馬の様子も気になって馬房にも来る。
香苗は偉そうな事を言う男子部員に腹を立て喧嘩しちゃう気の強い面もあるけど、
馬を心から愛する献身的な少女ですね。

ヒロイン香苗役の長渕文音は滑舌イマイチだけど、等身大の演技は良かった。
(長渕文音の演技を見ていて『
ぼくらの七日間戦争(1988) - goo 映画』で
  映画デビューした頃の宮沢りえを思い出しました。)

佐々部清監督の昨年公開作品『夕凪の街 桜の国』同様、舞う桜が印象的。 

  ~『夕凪の街 桜の国』~ ※ネタバレ有

佐々部監督はさりげない風景を季節感に取り入れるのが実に上手い。

 馬も人間も生き物
 馬と人間の信頼関係
校長先生が見守り顧問の古賀先生の指導のもと馬と共に暮らした高校生活は
香苗や部員達にとってかけがえのない貴重な経験なのでしょうね。 (*^-^*

心が洗われるような優しい気持ちになれた作品でした。(*^-^*


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (masako)
2008-10-12 00:58:46
『ぼくらの七日間戦争』で映画デビューした頃の宮沢りえとは上手い例えですね。

私、長渕文音が長渕剛の娘って知らなかったんですよ。友達に言われて初めて知りました。

こちらもレビューUPしたらTBに伺います!
返信する
長渕文音。 (BC)
2008-10-12 01:46:50
masakoさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。(*^-^*

>『ぼくらの七日間戦争』で映画デビューした頃の宮沢りえとは上手い例えですね。

嬉しいです。(*^-^*

“長渕”という名字からもしかしたら?とは思っていたけど、
私は映画観終わって感想書こうと思って画像やニュース記事を検索している時に知りました。
長渕文音は長渕剛&志穂美悦子夫妻の長女。
志穂美悦子と共演経験のある柳葉敏郎は
長渕文音が生まれて数カ月の頃に抱っこしていたそうで彼女の成長ぶりに感激したそうですね。

masakoさんのレビュー楽しみにしていますね♪
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。