『ソフィアの夜明け』:公式サイト
内なる“善”
ブルガリアの新鋭カメン・カレフ監督が、
友人フリスト・フリストフの実人生の物語を本人を起用して長編デビュー。
第22回東京国際映画祭で最高賞の東京サクラグランプリ、
カメン・カレフ監督が最優秀監督賞、
本作のクランクアップ直前に急逝したフリスト・フリストフが最優秀男優賞を受賞。
私がブルガリア映画を観たのは多分初めてだと思います。
ブルガリアが年に映画を撮る本数は10本にも満たないそうです。
そのうちの1本がこの作品。
スキンヘッドの若者と言えば『アメリカン・ヒストリーX - goo 映画』を思い出した私。
自己の中での革命?という意味ではドイツ映画ぽい印象も受けました。
街の片隅でもがいている・・・
映画ではよくありがちな設定なので目新しさは感じなかったな・・・。
だけど、暴行事件からの一連の出来事は
登場人物達に良くも悪くも何かを残したような気もしました。
孤独と希望は紙一重なのかな?
なんとなくそんな風に感じた作品でしたよ。
ブルガリアは当然名前はしってますが、そもそも首都がソフィアってことを知りませんでした…^^;
希望が見えつつも中々に自分の思うようにならずにもがき葛藤する。フリスト自身がそうだったんじゃないかなぁ。そして結局は彼は自分に負けてしまったのかも…。
思ったよりも・・・ でした。 あっさりしてた。
今年のコンペの『そして、地に平和を』とテーマが似てるんだけど、インパクトは『そして・・』のほうが断然上だったかなと。
書いたらまたTBさせて下さいね。
コメントのお返事遅くなってしまってすいません。m(_ _)m
>ブルガリアは当然名前はしってますが、そもそも首都がソフィアってことを知りませんでした…^^;
私もブルガリアの首都がソフィアだという事をこの作品を観て初めて知りましたよ。^^
だって、ブルガリアと言えばヨーグルトしか思い浮かばず。。。
このレヴュー(感想)のカテゴリーもヨーロッパ?アフリカ?ラテンアメリカ?・・・
と戸惑ってしまって、
ブルガリアの場所を全く知らなかった事に気づかされてしまいました。。。
>そして結局は彼は自分に負けてしまったのかも…。
繊細であるがゆえに、強くなれなかったのでしょうね・・・。
関係しているように思いました。
あの切り方だとそう考えちゃうなあ。。。
最貧国だからこの話ができたのかもしれないけど、
現実問題、生活している人々にとって、
この映画が果たしてどのくらい希望をもたらすのだろうと考えてしまいます。
コメントのお返事遅くなってしまってすいません。m(_ _)m
>主人公の急逝は、ストーリー展開にも
関係しているように思いました。
あの切り方だとそう考えちゃうなあ。。。
セミドキュメンタリーな作りだから、
ストーリー展開にも影響を及ぼしたのでしょうね。
>この映画が果たしてどのくらい希望をもたらすのだろうと考えてしまいます。
大きな希望とまではいかなくても、
ささやかな展望が見えてくると良いのですけどね。