最近は突然子供を亡くす設定の映画が多いですね・・・。
日本映画『あの空をおぼえてる』韓国映画『シークレット・サンシャイン』もそうでしたよね。
『あの空をおぼえてる』・・・ ※ネタバレ有
『シークレット・サンシャイン』・・・ ※ネタバレ有
『あの空をおぼえてる』は家族の繊細な心理や葛藤が描かれていたし、
『シークレット・サンシャイン』は“赦し”という重厚なテーマを描いていて
完成度の高いヒューマン物語として成立していたように感じました。
だけど、この『帰らない日々』はなんかチープでした。。。
特に唯一の目撃者であるイーサン〔ホアキン・フェニックス〕が
弁護士のドワイト〔マーク・ラファロ〕を犯人だと気づく場面が説得力ないんですよね。
例えば、暗がりでもドワイトに目立つような身体的特徴(傷やアザ)があるとか、
独特の仕草やクセがあるとかだとわかるんだけど、
服装だけで気づくというのはなんだかねぇ。。。
まっ、ヒューマン物語というよりも二時間ドラマ並みのサスペンスなのでしょうね。。。
ドワイトの妻役のミラ・ソルヴィノって
オスカー獲得しているわりには演技がぎこちないのよね。
(↑力んでいるだけだし・・・。)
イーサン役のホアキン・フェニックスやイーサン役のジェニファー・コネリーも
演技が大げさに感じる場面もあったけど、
子供を突然亡くして動揺している感情の機微はキチンと伝わってきますよ。
私的には『ホテル・ルワンダ』がイマイチだったので、
『ホテル・ルワンダ』『イノセント・ボイス』
『ホテル・ルワンダ』の監督の最新作という意味では期待はしていなかったけど、
『帰らない日々』は予想以上にピンとこない作品でした・・・。