チョコレート
最近のアジア映画エグイ(グロイ)描写多すぎ。。。
特に近年の日本ナイズされたアジア映画ってヤクザ映画が定番なのかしらね?
それと、自閉症の大きな特徴(こだわり・パニック)を
安易に娯楽映画のモチーフとして利用しないでほしいな。
貧しくて、ママが重病でお金が必要なので、
ママがお金を貸していた面々からお金を取り立てる為に闘う少女
というだけでもアクションメロドラマとして充分成立すると思うんだけどな。
(ヒロインを自閉症の設定にする必要性を感じないのよ・・・。)
ヒロイン:ゼンは劇中で猛特訓を受けた訳でもないのに
テレビに映るアクション映画やテレビゲームの見よう見マネだけで
完璧な型の格闘アクションを身につけ実戦で活かしきれるとは限らないでしょ。
(自閉症といっても人によって千差万別で際立った才能がない人もいるのに、
ドキュメンタリー以外の映画で描かれるのは
突出して際立った才能のある人ばかりなんですよね・・・。)
ゼンが生まれる前に日本のヤクザの父:マサシ〔阿部寛〕と
タイの女マフィアだった母:ジンが別れた理由も説得力なく・・・。
クライマックス、日本刀?で闘うマサシは
いったいどうやってタイにそれを持ち込めたんだろう?
冒頭・クライマックス・ラストだけのご出演の阿部寛。
場面によって前髪の長さが違うのは何故?
(別々の時期に撮っていたのかしら?)
でも、阿部寛は長身で個性が強いので存在感は抜群ですね☆
女マフィアとしての強烈さから儚げな母親の顔へと変貌を魅せ、
時に口元を歪めながら演じていたジン役の女優さんの演技が上手かったな。
本格派アクションを披露したヒロイン:ゼン役のヤーニン・ウィサミタナンの気合いも凄かった。
テンポは悪くないだけに、脚本や演出に繊細さ(丁寧さ)が欲しかったです・・・。
P.S.
ヤーニン・ウィサミタナンって、
10代の頃の小川範子や一色紗英に似ているような?
コメントありがとうございました。(*^-^*
知的障害者や自閉症を描いた映画(ドキュメンタリー映画以外)で
私が素直に感情移入出来たのは『ギルバート・グレイプ』だけでした。
ウォンビンくんが知的障害者役を演じた韓国映画『母なる証明』は
カンヌで好評を得て、今は韓国で公開されていて好調ですが
私的には韓国映画『マラソン』は納得いかなかったので、
正直言うと、期待と不安が入り混じる感じかな・・・。
確か、阿部ちゃんは冒頭は前髪短めで、
クライマックスは前髪が少し長くなっていて、
ラストではまた前髪短くなっていたのが不思議でした。。。
やっぱり、撮り直していたんですね。
阿部ちゃんは出番はそれ程多くはなかったけど、存在感は抜群でしたね☆
BCさんの想いは、ちょっと私などの半端な認識などと違って、
またしても・・・という設定になるのでしょうか。
確かに、仰るとおり、
>ドキュメンタリー以外の映画で描かれるのは
突出して際立った才能のある人ばかり
ですね。。。
それがエンタメ的には不可欠の要素名のかも知れませんが、
世間的な自閉症の認識を誤らせているのかも知れない危惧はあります。
(ギルバート・ブレイクはそういう描き方ではなかったので、リアリティがあって、
兄の葛藤が胸をうちましたね)
阿部さんの髪の長さが違うのに気付かれたんですね。
舞台挨拶の記事に、当初撮影したシーンでは、納得いかなかった監督の招へいで、
かなり時間がたってから(例のクライマックス)取り直しにタイまで行かれたとありました。
私は違和感は感じたものの、それが髪の長さだとは気付きませんでした
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
>私はヒロインが自閉症だという設定は、
この作品の場合、活かされていたと思いました。
こういうヒロインの設定は活かすとか活かさないとかそういう次元ではなく、
映画の中でこういう障害が描かれるのは
身内に同様の障害者がいる私としては複雑な気持ちになるんですよね・・・。
この作品の場合、超人的な能力を発揮し立ち向かっていくヒロインを
“自閉症”にしたほうが物語としてはドラマチックに盛り上がるのかもしれないけど、
なんか割りきれないものを感じてしまいます・・・。
ヒロインの女優さんは現代的な顔立ちではなくて、
一昔前の日本の美少女アイドル顔のような印象ですね。
他の方のブログを拝見していると“池脇千鶴に似ている”という感想が多かったですよ。
この作品の場合、活かされていたと思いました。
普通の女の子が、親の貸借表をみて、取り立てるというのではなく、
純粋にただ薬代にしたい想いだったからこそ、
彼女に殺意や悪意はなく、
恐怖心さえもない―というのが効いていたと思いました。
>10代の頃の小川範子や一色紗英
そうですか?
私も、昔の誰かに似てると思ったんですが、名前が出てきません
コメントありがとうございました。(*^-^*
欧米のノワール映画や戦争映画では
残虐な描写がある作品も多いので一概には言えないのですが、
アジア映画はノワール映画や戦争映画以外でも過剰な暴力描写があったりしますよね・・・。
人権に対する配慮の差はあるでしょうね。
それに加え、世界配給を視野に入れて万国受けする映画作りを目指す欧米映画は
必要以上にハードな描写は避けたいだろうし、
自国や周辺諸国を中心に興行収入を得ようとするアジア映画は
インパクトで勝負するしかないんだろうし、
そういった影響力の差もあるような気もします。
芸術系・社会派映画と娯楽映画とでは、人権意識に違いがあるのでしょうね。これはアジアに限らず欧米でもそうなのではないかと思われますが、アジアの大衆映画は必要以上に人が殺されたりするのが目につきます。やっぱり人権にたいする配慮の差なのでしょうか?
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
ヒロインを自閉症の設定にした意図がよくわからないですよね・・・。
ヒロイン役の女優さんは根っからアクションが大好きなのでしょうね☆
アクションをやらされているという辛そうな感じが全くなくて、
アクションが大好きでアクションを披露したくてたまらない!
というような元気が観ていて伝わってきましたよ。(*^-^*
さすがにドラマの部分は途中で睡魔に襲われましたよ^^;
でも、それらをすべて帳消しにするヒロインのアクション、敵役のスタントマンには脱帽するばかりでした^^