~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

【工藤静香 Acoustic Live Tour 2018 POP IN 私とピアノ......そしてあなた】

2018-07-29 21:42:29 | 〔SK〕


  工藤静香 Acoustic Live Tour 2018 POP IN 私とピアノ......そしてあなた:工藤静香公式サイト

京都と言っても京都市内ではなく、城陽市なので田舎の公民館みたいな感じなのかと予想していたけど、
しーちゃんもMCで言っていたようにキレイな内装の格式のあるホールでした。
アコースティックライブなので、最初から最後まで観客は座って聴いていました。

昨年のライブはソロデビュー30周年記念だったので、誰もが知っているようなシングル曲中心の構成だったけど、
今回のツアーはシングルのカップリングやアルバム曲が中心で、
ファン人気の高い曲の中からピアノ伴奏に合う曲をセレクトした感じでした。

マイクは必要ないんじゃないかと思う程の声量で
昨年の東名阪ライブよりも声量が増している感じがしましたよ。

歌を引き立てる為の抑え気味の伴奏かと予想していたけど、
澤近さんは力強く鍵盤を弾いていて、歌と演奏のセッションみたいな感じ。
譜面は前に置いてあるけど、たまに確認程度に譜面に目がいっていただけで、
譜面に頼ることなく、演奏されていました。
しーちゃんが声を張るように歌い上げる箇所では演奏を止めて
ボーカルを前面に出して、そのパートが終わったら即力強く演奏する。
しーちゃんが歌に入る前の演奏では澤近さんだけにスポットライトを当て、澤近さんの演奏を際立たせる。
表現者同志の信頼感が伝わってきた。
曲に合わせた照明の色合いやスポットライトを当てるタイミング、光線の向き。
それらも完璧で、細部までこだわっている演出でした。

しーちゃんはテレビ番組のトークでは番組で求められる工藤静香のキャラを意識してしまうからか
少し肩ひじ張っているように感じる時もあるんだけど、
ライブではシャイでおっとりした口調のほのぼのトークでとても可愛らしい。
最近のインスタで愛亀コンブちゃんに話しかけているような感じで少女の面影残しているの。
観客の声かけも笑顔で全部応える。
小さな声かけでもちゃんと聞きとって応えようとしてくれる心優しい人。
そういう彼女の穏和な素顔をより多くの方に知ってもらいたいな。

最後の曲(アンコール前の曲)『I'm nothing to you』は私的にとても好きなので歌ってくれて嬉しかったです。
サビのファルセット+ビブラートが秀逸。
アンコールの曲『声を聴かせて』の最後のビブラートは約1分間ブレスなしで声を響かせていて圧巻でした。
技術的に上手いだけではなく、情感も込められていて素晴らしかったです。



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