~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

『踊る大捜査線 THE LAST TVサラリーマン刑事と最後の難事件』。 ※ネタバレ有

2012-09-02 20:27:20 | ドラマ


  『踊る大捜査線 THE LAST TVサラリーマン刑事と最後の難事件』:公式サイト

シリーズ最終章となる映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の公開に先立ち、
放送されたスペシャルドラマ。

スミレさん役の深津絵里の滑舌の良さは素晴らしい☆

鳥飼役の小栗旬は長身なのでスーツ姿がカッコ良い★
だけど、目を負傷している役柄なので
ずっとサングラス姿で目を拝見する事が出来ないのはちょっと寂しいな・・・。

前署長と前副署長が指導員として戻ってくるのがご都合主義なんだよね。。。
ただ、警察には署長を退任後に会長などのポストがないから、
天下り先とかその後の行く末は不透明なので派閥が重要になってくるサマを
コミカルに演出しているのは『踊る~』らしいね。
それに、前署長も前副署長も『踊る~』には欠かせない味のあるキャラではあるけどね。
と言うか、『踊る~』の登場人物は皆飄々としていて個性的だけど、
チームワーク良さそうであ・うんの呼吸で掛け合いするので皆必要な存在なんだよね。
7(金)公開の映画版では雪乃さん〔水野美紀〕も復活するみたいで嬉しいです。

犯人である結婚詐欺師役の女優さんは韓国女優だから台詞がなかったのですね。
本来は容疑者の人間像も掘り下げる『踊る』なので
『踊る』らしくないなとは思っていました・・・。
イ・ヘヨンという女優さんで“韓国の広末涼子”と言われているらしいです。

親友であるK-POPのガールズグループのT-ARAのキュリが出演を辞退して、
イ・ヘインを代わりに推薦したのがキッカケでキャスティングされたそうです。
だけど、カモにされる中国人刑事も日本人が演じているのだから
結果的に台詞がないのならば別に韓国人を使う必要はなかったのでは?

結婚詐欺師ってカモにする対象には周到に調べてそうなものなのに
相手が警察官とは知らないでひっかけるのはありえない・・・。

ハッキリ言って、チープで期待外れでしたけど、
不況のご時世、人を斬るのが当たり前な人事な社会で
仲間(同僚)を家族のように大切に思っている
係長の青島〔織田裕二〕の言葉はじーんときますね。
やっぱり、私はなんだかんだ言っても『踊る~』シリーズが好きなんだと思います。^^