『明日の記憶』・・・ ※ネタバレ有

この作品に出逢えたコトに感謝です。(*^-^*
この映画に携わった方達に「ありがとう」と素直に伝えたい気持ちです。。。(*^-^*

前半は。。。
　　　渡辺えり子がキャリア・ウーマンに見えないよぉ～。
　　　樋口可南子は専業主婦に見えないし、
　　　二人の女優の配役を入れ替えた方がいいのにぃ～。
　　　ミッチー王子（及川光博）はどの作品でもセリフ回しが同じやなぁ～。
とか心の中でぶつぶつ文句言っていたあいかわらず辛口な私でしたが(^-^；
中盤からはそういう細かなコトは全く気にならなくなって、
一緒に観に行った人に「お前、どうしたんや？」
と言われちゃう程、ずっと、泣きっぱなしだった私・・・。

どこの家庭にも起こりえる事だと私は思う。
「とにかく良い作品だから観てよね♪」
って周りにお薦めしたくなる作品なのよ。(*^-^*

堤幸彦監督ってジャニーズ系のアイドル映画やドラマ、
コアなファンに支持されるようなトリッキーな作品とか
を手がける映像派監督という印象だったので、
シリアスなテーマの『明日の記憶』を
見事に演出していたのには良い意味で驚きでした。(*^-^*
「堤幸彦監督の作品は人間を見つめる深いものを持っている」というふうに見抜き、
堤幸彦監督を起用して堤監督の新たな才能を引き出した、
渡辺謙のプロデューサーとしての才能も優れていますね。(*^-^*

※以下、ラストのネタバレが有りますので、未見の方はご注意下さいね。m(_ _)m















≪ラストの解釈について・・・≫
一緒に観に行った人と意見が2つに分かれてしまったのですが・・・
　　　①夫は病状がかなりひどくなり、本当に妻の事を忘れてしまったのか？
　　　②夫は妻の事を忘れてはいないけれど、忘れてしまったように装ってしまったのか？
　　　　（↑施設に入ってずっと一人で過ごそうとしている＝妻との別れを決意しているのか？）
どちらにしても、せつなすぎるラストですね。
（ちなみに、私は②の様な気がしました。深読みしすぎかしら？）