僕の作風を見て気がつく人もいると思いますが、かなり影響を受けました。 特に女の子とか肌の質感。顔等。
とにかく女の子を描かせたら桂正和はピカイチです。
初期の頃や「ウイングマン」 半ばまではそうでもなかったけど、それ以降、特に「電影少女」なんて 女の子を描くための
作品じゃねぇか、っつーぐらい(笑)。
カラー作品もすごい。
「D.N.A2」くらいからアクリル絵の具を使ってるらしいんですが、どんどん 写実的になってって、「I"s」のコミック表紙
なんてどれもまるでグラビアみたいですから。本当に 尊敬しますです…。
僕もこんな風に描けるようになりたいです。
あとはセリフのセンスのよさ。
ベタじゃなく、サラッとしてて、しかもちょっぴりひねったセリフが多いです。
ストーリー的にはどこかで必ず恋愛が絡んでいて、それがちょっとベタだったりもするんだけど、それでも
ウイングマンや電影少女では思いっきり泣きました(笑)。
特に桂作品では「身を引く女」が必ずいて、それがかなり僕的にはせつなくて好きです。
とにかく僕的には大尊敬する作家さんであります。