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段ボール箱の強度設計

2013-07-08 18:27:26 | 日記
$ 段ボール箱の強度設計は、箱の圧縮強さを算出します。

$ 箱の圧縮強さについては、理論的な式は構成されていませんが、周辺長(箱の縦、横の長さの合計)と強度には強い相関のある

ことが判っており、それに基づいて経験的に多くの計算式が提案されてはいます。

$ その中でも最も普及しているのが「ケリカット式」と呼ばれるものがあります。

$ これは、ケリカット氏が提案した計算式で、構成原紙の圧縮強さ(リングクラッシュ値)と箱の周辺長及び段と箱に係わる係数から

箱圧縮強度を求めるものである。

$ この式は、随分以前に提案されたものではあるが、実際の箱強度とよく一致する事から現在に至るまで包装業界の多くの現場で利用され

ています。


# ただし、このケリカット式は指数関数となっており、手計算では答えを得る事ができず、また、使用されている単位がインチ、ポンドで

あるので、日本では右表を用いてF値を求め、ダンボール紙の構成と紙自体の圧縮強度から総合リングクラッシュ値(総合圧縮強さR)

を求め、

# 強度P=2.54×R×F÷100 と求められています。





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