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blga日録

日々の中で心に留まったことを書いていきます。

月桂冠とアポロン

2009-09-25 09:59:25 | 日記
月桂樹は、地中海沿岸原産で、葉に芳香があって古代から用いられた。

アポロンの愛を拒絶したダブネは追い詰められて月桂樹に身を変えました。
失意のアポロンの願いを聞いて、月桂樹の葉をアポロンの頭に落しました。
この故事により、競技の優勝者には月桂冠が与えられることになりました。(Wikipedia)

ギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代から光明神アポロンの霊木として神聖視された樹木、それが月桂樹でした。
その葉のついた若枝を輪っかに編んで冠として「月桂冠」とし、勝利と栄光のシンボルとして競技の優勝者などにその栄誉をたたえるために授けられ、そして大詩人の頭に被せた。
現代でもオリンピック競技、特にマラソンの優勝者に授けられています。


オリンピック勝者に、単に月桂冠を授けたのではなかったですね。そこには神との関係があったのでした。

いかがでしょうか、ギリシャ神話に疎い者には、その有難さが分かりましょうか。
私には、榊の枝の方がしっくりくるように思えるようですが。
民族の歴史の積み重ねによる文化があるようです。


■利用
庭木、公園樹のほか、葉は料理に、葉や果は薬用として利用されています。
葉をつけたままの枝でリースを作り、室内にかけておくと空気が清浄されます。

シネオール…月桂樹の葉に含まれるこのシネオールという芳香成分は蜂さされやリューマチ、そして神経痛などへの効果があるといわれています。
また、唾液の分泌を促進するので、食欲の増進や消化を助け、肝臓や腎臓の働きを活発にするともいわれています。