インスピレーション。

2005-10-21 23:51:32 | 与えられたもの。

久し振りに、カテゴリー「与えられたもの」で書きましょう。


おとといの記事に付けた写真(コーヒーのラベルシール)を
しみじみと見てしまいました。
私としては、結構気に入っているので、よくこんな風に考えられたなぁ~と、
ちょっと感心。
注:横帯のデザインあたりは、ロゴデザインを担当してくださったデザイナーさん
のご好意で使わせていただきました。それに私が手を加えて・・・。

自画自賛ではなく、本当にコレも神様が与えてくださったインスピレーションで
出来たんだわぁ~と感慨深く感じます。
私は、思い立った時に俄然発奮する性格で、突如思い立つと
急に火が付き
・・・火が消え・・・燃え尽きる・・・その繰り返しです

そんな私に火を付け、導いてくれるのが、そう神様なんですね。

神様に導かれながら、私達夫婦はいろいろな決断・選択をさせていただき、
今のcafeBLESSmeがあります。
本当に感謝です。

インスピレーション・・・これも(神様から)「与えられたもの」ですね









モデル。

2005-10-02 17:21:43 | 与えられたもの。

軽井沢にある「ショー記念礼拝堂」。

当店の建物はこの建物の雰囲気に憧れ、設計いたしました。
建物内部などは全く違っていて、屋根の勾配・雰囲気を似せた位になりましたが
格好だけに憧れた訳ではなく、旧軽銀座通りの商店街の喧騒を抜けた所に
ひっそりと佇む雰囲気(別世界のような)、飾らない感じの懐かしい板壁・・・、
新緑や紅葉を楽しませてくれる木々と共にある建物。


教会の方はどなたもいらっしゃいませんが、日中はいつでも礼拝堂は
開放されていて
中に入ることが出来ます。
神様との対話である「祈り」は、本来日常どんな時でも出来るのですが
(歩いていても、食事をしている時でもね)、でも特に静寂が欲しい時・・・
ここでは本当に静かな祈りの時を持つことが出来ます。


ショー記念礼拝堂との出会いが与えられ、建物の設計のヒントを頂きました。
私達の希望は、神様に喜ばれ、訪れてくださるお客様が楽しんでいただける
・・・そのような空間作りを夢見て、何度も何度も設計士さん、
大工さんと話し合いました。
本当に腕のよい職人さんたちのお陰で、この店は完成いたしました。
(この場を借りて改めて御礼申し上げますありがとうございます。)
素晴らしいものを与えられ、任されていることに喜びを感じます。

しかし、時間を掛け大変な思いをしながら「器」である建物は作りましたが、
「店」は本来、器だけではないと思っています。
本当の「店」は、訪れてくださる「お客様ひとりひとり」が作ってくださるものだと
私達は考えています。
心からそう思っています。



<ショー記念礼拝堂>
1888年(明治21年)に、キリスト教宣教師アレキサンダー・クラフト・ショーによって
創立された軽井沢で最初の教会です。
当初は、ショーの別荘が礼拝堂として使われ、現在の建物の原型ができたのは
1895年(明治28年)です。ショーの死後、ショー記念礼拝堂と呼ばれるようになり、
1922年(大正11年)に、ほぼ現在のような建物になりました。

*A.C.ショー ・・・1873年に宣教師として来日し、1886年に初めて軽井沢を
訪れ、この地を「屋根のない病院」と呼び、絶賛しました。
自然に恵まれた軽井沢の西欧的な風土に魅せられたショーは、軽井沢の避暑地としての
適性を内外に紹介し、自ら1888年、軽井沢で最初の別荘を建てました。
ショーは、この別荘を拠点に伝道活動をしながら、住民と積極的に交流し、
西洋文化などを紹介しました。
軽井沢の文化に大きな貢献をしたことから、「軽井沢の恩父」と呼ばれています。