どうです?みなさん、うまく撮れてます?(^m^)
標準的な17mm広角から55mmのズームレンズにまして、55mmから200mmほどの
望遠のズームレンズを増資して使ってらっしゃる人が、ほんと多くなりました。
さてさて、ひととおりの写真は撮れるようになったと仮定しましょうね(^^)b
次に撮りたくなるのは、魚眼で鼻デカ的な写真を撮ったり、マクロで拡大写真を
撮ったり☆ね、やりたくなるものでしょう☆
うちのBLOGを見て下さる方々も例外ではないのですね♪
お花のアップ画像を載せると、『撮りた~~い♪』と、色々と質問くださるので
今日は、マクロ撮影について、自論を交えて語りましょう。
世間一般とは食い違う部分も多々あると思いますがね(爆)
【一番安価にマクロ撮影する方法】
普段お使いのレンズの前に、クローズアップレンズというものを付ける方法です。
自分の持っているレンズのフィルター用のネジ径に合わせたクローズアップレンズ
を買ってくれば、即座に近接撮影が可能になります。
付けようとするレンズ(以下、マスターレンズ)の前に虫眼鏡をつけると思ってください。
そのマスターレンズの至近距離性能(一番近づける距離)を更に被写体に近づけるように
レンズで拡大しちゃおうと言うモノです。
58mm径のクローズアップレンズであれば、3000円くらいで買えると思います。
近づける度合いによって、数種類ありますので用途に応じて使い分けて下さい。
No.1/No.3/No.5/No.10などと表示されてるかな?数値が大きいほど寄れるようになります。
ただし、安かろう悪かろうでは無いのですが、色収差と呼ばれる現象が多く発生して
マスターレンズの光学性能を劣化させる状況となってしまいます。
虫眼鏡で新聞とかを見たことがある方は理解できると思いますが、曲面の強いレンズって
中心部分は綺麗だけど、周辺部分は色が滲んだ状態になっちゃうの、見たことありません?
また、周辺部分のピントがとれていないという現象にも陥る場合があります。
何枚かのレンズを組み合わせることで、それらの補正をしているものも存在します。
が、、簡易的に近接撮影する時に限ったほうが良い手段と思います。
撮像面には、このくらいの大きさ(1:3くらい?)で写すことができます。
【さらに質の良い近接撮影をする方法】
これまた普段使っているマスターレンズに付けて使うものですが、今度はカメラと
レンズの中間にリングを付けるて撮影する方法です。
一口に『ピント』と言っても、光学上は、色々な専門的な数値が存在して難しいので
ごく簡単に言いますと、俗に言うフォーカスピントと、バックピントと言うものがあります。
撮像面(結像面)/※デジカメで言えばCCD素子の面、フィルムカメラで言えばフィルム面/と
レンズの最後部との距離の事で、普段はレンズをカメラにつけた段階で無意識に決まります。
これらを変える事で、近接領域を拡大させちゃおうといったアクセサリーです。
エクステンションチューブ、接写リングなどと呼ばれ、クローズアップレンズと
比べて値段は多少高くなります。
やはり種類があって、1万~3万ってとこでしょうかね。
25mmのチューブであれば0.5倍くらい拡大する事が可能で、数種を重ねて使用も可能です。
欠点としてはマスターレンズと結増面までが延びるので、暗くなる事です。
基本的にはどんなレンズにも使用可能なので、1個あると便利なアクセサリーですな。
50mm標準レンズを使用した場合で撮像面には、このくらいに写ります。
以上2点は、マスターレンズに付けるアクセサリー接写道具で、安価、容易が魅力♪
しかし、大きな問題は、それらのいずれかを付けっぱなしでは使えない事でしょう。
マスターレンズのピント範囲を変化させるので普通に使う時は外さなければなりません。
金銭面は無視して、一番のオススメは、マクロ用レンズを使用する方法です。
マクロレンズとは言いながらも、その焦点距離の単焦点レンズとしては使用可能です。
メーカーにより種類は異なりますが、30,50,70,100,150,180,200mm,など数種類の焦点距離の
レンズが存在し、価格も3万~15万以上と幅広いです。(うちは100mm)
最小絞り値(開放値)もf2.8と非常に明るいレンズが多く、光学性能も良いレンズなので
クオリティの高いマクロ撮影が楽しめます。
一般的に一眼レフデジカメの多くはAPS-Cサイズの撮像素子を使用している関係で
表示された焦点距離の1.6倍ほどで使用するレンズ焦点距離が導きだされます。
100mmと表示されていいれば、160mm、30mmだと48mm(50mm)レンズという事になります。
フィルムと同じ大きさの撮像素子を備えたレフデジにおいては、数値直読です。
レンズの選び方 これは一概に言えませんというか、何をどう撮りたいかで決まりますよね。
多くのマクロレンズは、拡大する比率は、1:1(等倍)撮影可能とか、表記されますが
この1:1という数値が大きければ大きいほど、拡大比率が大ききいと表現します。
2:1であれば2倍、1:2であれば、1/2倍に、撮像面に写る、という事を理解して下さい。
では、どの焦点距離を選択したら良いの??
これの答えとしては、以下の3点を主に、考えて頂ければ良いかとと思います。
①焦点距離が大きい(長い)ほど、背景に写る範囲が狭くなる。(望遠効果)
②焦点距離が大きい(長い)ほど、背景のボケが大きくなる。(被写界深度)
③焦点距離が大きい(長い)ほど、被写体に近づかないでも、その比率を得られる
さあ、だんだん難しくなってきました?(^^;)
例えば、花にとまった蝶々の触覚までも見えるようにマクロ撮影したい場合は、どうでしょう。
30mmレンズだと、4cmくらいまで近づいて撮らないと得られない拡大比率が100mmを使うと
12cmくらい近づいただけで同じ比率が得られるという利点があります。
これなら蝶は逃げない(爆)
※この距離を『ワーキングディスタンス』と呼びます。
焦点距離が短いと、近づいて撮れるのと同時に、①の影響で、少しくらいカメラが動いても
画角の影響で手ブレには強い(かもね☆)
背景のボケに大きく影響する被写界深度と呼ばれるものですが,ご存知でしょうか?
焦点距離が長いと、ピントの合う範囲が極端に狭くなるので、背景のボカシにはとても有効。
逆に短いと、絞り込んでも背景がボケず、ちとウルサイ構図仕上になる場合もあります。
とりあえずのオススメレンズは、APS-Cサイズのコンデジであれば、70mm付近でしょう☆
うちは100mmマクロなので、撮像面に50円玉が50円玉の実寸で写ります(等倍撮影)
さ、レンズは購入してみました♪早速撮りました♪なかなか上手く撮れません(>。<)
こんな方、結構多いんですよ(爆)マクロ撮影の難しさは、このフォーカスを合わせるという
基礎的な事が一番難しいと思います。
え?オートフォーカスだからボケるワケないって??
んじゃ撮ってみそ(^m^)『ボケ』ってやつは、数種類あんですよ、実はね。
まず、完全にピントが合ってない状態、これは言語道断(笑)
一般的に、ボケてる~~~・・・
って写真の多くは、手ブレをおこしていて、ピントがきてない状態である場合が多いのですよ。
対処方法が違いますもんね。
マクロレンズは、被写界深度(ピントの合う範囲)が極端に狭いので
ちょいと自分が動いただけでもボケてしまうのですな。
だって、考えてみて?
花をアップしたときのオシベとメシベの事実上の距離、、1~2mmもないのに
どちらかに合わせるとボケてるでしょ?これをオートでフォローできると思いますかぁ?
って、、カメラは優秀なのでフォローをしてくれてるとは思うのですが、多くは撮り手が
ピントをズラしてしまってる場合が多いようですね。
1~2mmの距離ってさ、多分、人間が呼吸をしただけで変化する数字なんだよね。
そこで、対処方法。
①オートフォーカスで、シャッター半押しで、おおまかなピントを撮る
②実際にシャッターを切るタイミングは、自分の身体で探る
ようは、シャッター半押しで、ファインダーを覗いた状態で身体を前後させて、ここっ!!
ってときにシャッターを押し切るような要領を身につけること、オススメ☆
被写界深度を稼ぐ為に絞り込むのも一案ですが、意図的にボカシす場合は無理だもんね。
例え絞り込める状況でも、今度は、光量が足りなくなる関係で、シャッタースピードが遅くなり
せっかくピントのあった状態なのに手ぶれで写真が台無し…そんな状況に陥るのですな(爆)
あ、三脚で固定すれば良いぢゃんっ♪って、考えてます?
私、三脚否定派なのです(笑)と、半分冗談ですが、昨今のカメラマン諸氏のマナーの悪さ
ことごとく腹立たしささえ感じ、現に注意を促したりも、する世の中で悲しいですの。
自分さえ、良い写真が撮れれば良いの??って、思いません?
観光地や、綺麗な花の景勝地、にわかカメラマンが、三脚立てまくって景観を損ねるしさ。。。
どこでも三脚立てて良いと思ってる???
事実、京都のコケで有名なお寺とかは、三脚禁止のところも出てきてるほど。
と、半分脱線しましたが、三脚を使ったからってさ、ブレないと思ってる人、多くありません?
ブレってね、シャッターを切った衝撃だけでも、あるのよ。
三脚を使ってる人は多く見るんだけど、レリーズ(カメラに触れないでシャッター切る装置)
を使ってる人って、見ないよなぁ~~~~。
それよりも、なによりも、手持ちで満足に写真も撮れないし、道具も満足に使えないくせに…
と、警鐘を鳴らしておきます。あえて。
まずは手でカメラを持って自分と一体化して作品を作れるようになってから、お使い下さい。
一般的に写真教室に行っても、こんな教え方しないけどねぇ(笑)
と、言うことなので、三脚はダメです(爆)
シャッター切っただけでブレるって、マジなんですよ。
レリーズの存在すら知らない方の為に辛口だけど親切丁寧ぶれにぃさん、ひとつ伝授☆
結論☆セルフタイマーで撮りましょう☆
シャッターを押した時の揺れ、ブレは、これだけでも低減できますでしょ?
実は、もっと言うとね、シャッターが切れる動作も、ブレる原因なの(^m^)
この対処法は。。。そう、高いカメラを買うことですね(_ _)ノ_彡☆☆☆☆★
本編に戻って(笑)
結論!
まずは、70mmマクロ(APS-Cカメラだと100mm相当になる)くらいから始めてはいかが?
30mmマクロは安くて使い易いと思いますが、ワーキングディスタンスが短いんでね。
ちなみに、カメラメーカーの純正のレンズは高いんで、シグマやタムロンも良いですよん♪
蛇足
最初に安価で説明したクローズアップフィルター、基本的には重ねて使用できますが
マスターレンズの性能を、どんどん損ねていくので、要注意です。
これまた自論ですが、保護用のフィルターも、基本的にはNG。
そのレンズの本当の性能って、何もつけてない状態がBESTなのでね。
どんだけ透き通って見えるガラスも、透過率の問題や平面度の問題、コーティング性能等で
マスターレンズの画質に大きく影響する場合があるので要注意です。
どう?難しい?(^^;
そうそう、
マクロ装置の、面白いのを も一つ紹介しましょう。
その名も、リバースアダプタ。
手持ちのレンズをカメラに逆さまに付けちゃおうと言うアクセサリーです。
広角系のレンズほど拡大率が大きく、28mmくらいのレンズで2倍くらいの大きさで写せます。
今回は上記アクセサリー同様に50mmを付けましたが等倍に近い接写力を備えてますな☆
ただし、絞りは開放値のみ、フォーカスは完全手動のみとなります。
(ちと考えれば、あたりまえ・・・^^;)
さぁ、あなたもマクロの世界を覗いてみては、いかが♪
【マクロレンズの参考価格等】
(1)Tokina AT-X M35 PRO DX 35mm F2.8 68,000円/45,100円
(2)Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8 70,000円/36,600円
(3)SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG 65,000円/42,000円
(4)SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG 37,000円/23,000円
(5)SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG 61,900円/45,000円
(6)TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 68,000円/35,600円
(7)Canon EF-S60mm F2.8 マクロ USM 57,000円/39,800円
(8)Canon EF 100mm F2.8 マクロ USM 82,000円/56,000円
※等倍撮影可能で値頃感の良いもの抜粋 税抜定価/価格com調べ
価格・使い勝手・主観等踏まえてのオススメは(7)(6)(5)の順でしょうかね・・・
(_ _)ノ_彡☆☆☆☆★
誰かと思ったよぉ~~(笑)
接写リング、C社製のはAF効くよぉ~~♪
たとえマニュアルでもマクロは平気さぁ☆
ピントは、身体でとって♪
>ハルさん
おっ♪おっ♪
マクロレンズ買って♪買って♪
お金。。。は、ママに借りて(_ _)ノ_彡☆☆☆☆★
学問かぁ~~(笑)
いやいや、なんとなく、こんなもんか?って
良くやりますだ(^^;)
そんな時のほうが良く撮れるもんなんだな(^^)b
>ナビパ
厳しいことは、ここで書きませう
(_ _)ノ_彡☆☆☆☆★
つか、、花の名前、違ってるし(爆)
>ゼロママ
大丈夫、大丈夫(^^)V
あんずの胃袋はミミズさんで鍛えてあるから(笑)
お気遣いありがとん♪平気平気☆
へんなものあげちゃって本当にごめんなさい。
あ~、あんちゃんの具合悪くなってませんように。
アナベルちゃん、ティアラちゃんにもかわいそうなことしちゃって、
反省してます。
あんちゃん,今度はすんごいおいしいもの持って行くね。
待っててね!
どうか厳しい御沙汰をお申し付け下さいましぃ~
持ってるレンズで庭の花撮ってて
うまく撮れなくて(^^;)、
やっぱマクロ欲しいな~なんて思って
ぶれにぃさんの写真を参考に、なんて
こちら覗いたら、なんてたいむりぃ~!
でもほんとすごいな~、ぶれにぃさんは。
理論もしっかりしてるんだものな~。
私なんてなんとなく、こんなもんだろぅ、
で撮っちゃってるもんな~(^^;)。
やっぱり写真は学問ですね~。
参考になりました~。
でもお金がない~(^^;)。
やっぱりレベル低いわ(>_<)
次回は実践教室編がいいわ~♪
接写リングはオートフォーカスが×になってるのよ。
オートフォーカスが駄目だとどうにもならないしなぁ。。。
って、レベルが低すぎだね(>_<)
ぶら下げて持ち歩くとき保護フィルター付けっぱなしにしているんだけど、これもよくないのね!
じっくり読んだけどやっぱりよく分からない。。。
次は実践教室だね♪
なんだか、すごいでしょ(^^;
高いカメラも安いカメラも、それなりに
わかって使えば、いい道具って事ね☆
>アレクリパパ
そう、、マクロ撮影には微風でも大敵ですよねぇ
背景に気を配るために無理な格好して腰が痛くなったり
(_ _)ノ_彡☆☆☆☆★
呼吸ピント法は、まじ使えますで、試してみて♪
>かなやん
どうだった?撮れた?撮れた?
ランチのギャラ大歓迎(笑)プロ並みに撮ったるわ☆
さすがデジタル時代、カメラ持ってる人、多いでしょ
手軽に写真が見れるデジカメって偉大よね♪
>ようちゃん♪
手ぶれね、基本は持ち方からだとしても
機能、性能を知ることも大事だよね。
以前、教えたように、感度を上げてシャッターSPを
稼いでブレを抑えるのもよしだと思うし。
もち、レンズ買うのが良い良い♪
EF-S 60mmが、おすすめかな☆
おっ♪ポロンのポーズ♪いいねいいね♪
ちょん座りさせよ~~よぉ☆
>ばぁばさん
そそ。
マクロレンズってのは、通常の100mmレンズとは
なんも変わらず普通に使えるの。
何が違うのかは、マクロ仕様でないレンズより
被写体に近づいて撮ることが出来る点。
だから遠くの物も、ちゃんと撮れるから損はないのね。
どのメーカーも標準と呼ばれる50mmくらいのが
一番明るく作れるレンズで、f1.8なのに1万くらいで
買えちゃうのが魅力。
マクロ仕様の50mmでも、ひと絞り暗いけどf2.8は確保されて
充分に使えますだ☆
ただ、マクロの50mmだと3万くらいしちゃうけどね。
>マクロレンズとは言いながらも、その焦点距離の単焦点レンズとしては使用可能です。
これ、私にも分かるように説明をお願いしますm(__)m
マクロレンズを使ったら直ぐにお気に入りの写真が撮れると思ったら大間違いなのね(笑
明るいレンズだと言う事が凄く魅力だなぁ~
それは、理解できた。
ふぅ~む。
手ブレは、悩みの種。
(アル中じゃないよー!)
あんな写真でも・・・。
しゃがんで膝に肘乗せたり、色々やてまんねん。
んで、あたしのマクロは、どれがいいのかな?
パパはレンズ買っちゃうのがいいみたな事言って、朝からパンフレット見せてたけど・・・(笑)
最近ポロン♪が、カメラ持つとポーズとりますねん。
あんねぇにこの前コッソリ習ったか?
実は今日も社内撮影を命じられてますっ
私の今現在の手持ち機材で撮るのだけど、不安よぉ(; ̄ー ̄川
ぶれ兄をランチで買収して呼びたいって思ったわん♪
けど、カメラもってきたら意外にも社内に写真好きが多いこと発覚☆
私のカメラ以上のをもってる人はいない模様だけど、写真好きさんが多いって知っただけうれしいな♪
花は微風でも動いちゃうし、ホント、難しいです。
背景の整理の仕方(背景の見え具合)も難しいです。
接写のピントの難しさは実感してきましたが、今回のブログで大変良く分かりました。
とにかく、あんPa教授の方法で、1枚1枚を慎重に撮りまくって、身体で覚えるしかないですね。
何だかすごいですね。。
みーーーんな一眼レフカメラ持ってるから、これは嬉しい教室ですね♪
さすがですね~~~
あんパパの写真を見るといつも「すごいなぁ~」と思います。
高いカメラ買ってもちゃんと使わないとダメってことですね^^