8月25日発売の
『週刊文春』(9月1日号)にピーと阿川佐和子さんの
対談が載っています。<阿川佐和子のこの人に会いたい>のコーナー。
お二人は慶応大学の同級生。ただし、ピーはザ・タイガース解散後
の翌年1972年に25歳で大学生になったので、年齢は違いますが。
阿川さんはザ・タイガースの全盛期を知ってらっしゃるし、
大学の同級生という共通点もあり、会話が弾んだようです。
ザ・タイガースがなぜ解散したのか?ピーがどういう心境で
勉強に方向を向けたのか?そして今回メンバーが再会するに
至る出来事や心境を阿川さんがしっかり聞いてくださってます。
人生を感じるすごくいい内容になってます。
先日亡くなられた中井さんのことも多く語られています。
2008年秋に中井さんと再会。その時、中井さんは
「仲のいいグループを台無しにして、申し訳なかった」
と詫びてくださったそうです。
「友達だった五人を、大人の商業ベースに乗せた結果、
疑心暗鬼になって不信感を募らせたり、仕事が終わると
パッと帰るような関係にしてしまったのは自分の責任だ」
当時、ピーは事務所の代弁者としての中井さんに不信感を
抱いていたけど、その言葉を聞いて、誤解していたのかも
しれない、と思ったのだそうです。
「お前は歌も歌わないし、会社が売り出そうとしなかった。
なのになんで人気があったと思う?
売り出そうともしないのに売れた。お前の人気は本物だった」
瞳「ちょっといい気分になりました」(笑)
阿川「中井さん、ウマイね」
(私もすっごく嬉しい気持ちになりました♪)
ピーの行きつけの居酒屋に通っていたジュリー。連絡をしても
会わないだろうけど、偶然の出会いなら拒否しないだろうと。
「お前、沢田のそんな気持ち分かるか?」
(中井さんのこの言葉、胸にジーンとしみます)
それぞれの人生が、ひとところに集まって、友達に戻って
また楽しい時間を過ごせるのですね。若い頃とは一味違う時間。
いい時間を、私も重ねてゆきたいと思います。(^-^)