環境について（その２）

　（確定申告が、一応終了して、ほっとしてます。実は今日から恒例のビートポットのバイトだったので、何とか昨日に提出してきました。）

　前回、新幹線について書きましたが、ふと思ったことは、新幹線が飛行機よりもエコであるかと考えるに、これは、愚問ではないかということであります。
　比較して論じてもしかたがない。なぜなら、新幹線が走ろうが走らなかろうが、航空会社は飛行機を飛ばすだろうということだからであります。
　つまり、総体として、エネルギーの消費はその分増える訳であり、反エコではないかという素朴な結論に到るのであります。
　ちゃんちゃん。

環境

　 わしが大学に進学した頃は、「環境」という言葉は、自然環境としてのそれ、或いは、エコロジー(生態学)的なものとして、捉えられていたと思う。
　
　今、「環境」という言葉を耳にするとき、何か人間のエゴイズムのにおいを感じるのを禁じえない。
　この地球は人間のためだけのものではないという視点が抜けているかのよう。

　たとえば、ＳＨＩＮＫＡＮＳＥＮ（新幹線）について。
　飛行機よりも、二酸化炭素の排出が少ないとか、また、エネルギーの消費が少ないなどと言われているが、それを完成させるのに、どれくらいエネルギーが費やされたのか、そして、自然環境にどれくらい負荷をかけているのかを論じているのかが、疑問である。
　ランニングコスト、投資効果だけでなく、総合的な観点で述べてもらいたい。