鳥日記

鳥・犬・好きなもの日記

ごめんね

2006年06月21日 22時03分51秒 | ちっち
とうとうジョカラが死んでしまいました。
2日前から、だんだん足の力が弱まるのが感じられたので
これはいけないと思って今日病院へ行こうと思っていました。

夕方、家に帰ると、止まり木じゃなく、底にちっちは座り込んでいました。
「どうした?」と思わず聞いてしまいました。
まだ動かせると思ったら、迷わず病院へ行けと小鳥のサイトに書いてあったのを思い出し、すぐにかごを車に乗せて出かけました。

病院に着くと、獣医さんは「ひどい貧血ですね」と診断しました。
「今までで一番具合が悪いでしょう?」
その通りで、本当に弱ってしまってました。
ちっちは内臓に何かできていて、そのせいで慢性的に出血していたのでそれがいよいよ悪化したのかもしれません・・・。
相当具合が悪いので、止血の注射をしました。
ご飯も全然食べていないので、ブドウ糖をスポイトであげるように言われました。
病院の獣医さんの見ている前でもちっちはどんどん弱って殆ど倒れこんだようになってしまい、私は、もう助からないと感じました。
でも、家で看病しようと、帰るために車のエンジンをかけたとき
ちっちが、起き上がろうとしました。
音に反応して、小鳥の本能として身構えたんだと思います。
発進しながら「起きなくてもいいのに、寝てなよ」と言うか言わないかのうちに
ちっちがブルブルと身を震わせて、口をパクパクとしました。
「どうしたの!?」と、ちっちを手に乗せると、動かなくなっていました。
すぐに車を止めて、ちっちを手に病院へ駆け込んだら、獣医さんがすぐに出てきてくれて、ちっちを奥の処置室へ連れて行きました。
酸素マスクみたいなのをちっちの口にあて、心臓マッサージ?をしてくれて、
聴診器で心臓の音を聞いたら「まだ動いてる」って言ってたんだけど
やっぱりちっちの心臓は、やがて止まってしまいました。

ちっちを手に、しばらくはそのまま処置室で泣いて鼻をかんでいました。
獣医さんは、「小鳥は、病院へ来ること自体がストレスとなるから、それが良くなかったのかもしれない。でも、病院に来なかったら助かったかというとそうじゃない。」と言っていました。

落ち着いて車に戻ると雨が降ってきました。

今思うことは、私がちっちにとどめを刺したんだろうか、ということです。
ちっちにストレスを与えて、苦しい最後にしてしまったんじゃないかと思うと、かわいそうに思います。
病気は完治しないだろうけど、病院に通いながら長生きさせようと思っていたのだけど。。
私の勝手だったのかもしれない。
何が正解なのか、本当に、ちっちに聞いてみないと分からないけど
何をしたとしても後悔してしまっただろうと思います。
7年間も、こんな私の傍にいてくれたことはとっても感謝してます。
つらいことがあったときも、ひとりぼっちのときも、ちっち達だけは一緒にいてくれたんだから。

病院に行ったことは後悔していないけど、寿命を縮めていたのかもしれないという思いは少しあります。
でも獣医さんにはよくしてもらったし、5月の時点で死んでいたかもしれないちっちが助かったのは病院のおかげ。
あの時、病院へ行かないという選択肢は、どうしても選べなかったし、選んでいたらもっと後悔してたと思うから、これで、良かったんだとおもう。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジョカラ)
2006-06-22 18:31:51
>口をパクパクとしました。

ありがとうって言いたかったんです。

やっぱ鳥に生まれ変わるつもりなんでヨロシク。
ほんとに? (ふぁる)
2006-06-23 00:16:07
涙が出ちゃいます

部屋に戻っても、ちっちが鳴かないので寂しいよ。

天国でフーギに会えたかな。

ふたりでおみやげのカナリアシードを食べて下さい。

ちっちありがとう。
うぉぉぉん (ふぁる)
2006-06-23 22:01:28
幻聴が聞こえるよ~~

部屋のドアをあけると、いつもちっちが

「ちっちっ」と言ってたから

ドアのキィーって音が「ちっちっ」に聞こえてしまう。

それともいつも「キィー」を「ちっちっ」に聞き間違えていた・・・?

ともかく部屋に入るときにどうしてもちっちの声がするような気がする・・・。

幻聴でも幽霊でも、しんとしてるより良いけど・・・。