びこうらん

「私的なつかしもの図鑑」からタイトル変更になりました。なつかしものに縛られず、なにものだって有りなのです。

創刊

2006年06月11日 13時02分21秒 | Weblog

119 クウネル

創刊以来からの好きな雑誌です。
毎号欠かさず買っています。
なので、全号取り揃えています。

似たような雑誌が増えましたが、やはり逸脱した品と芯の
通り具合を感じています。
天然生活という雑誌が創刊された時は、読者カード(編集部に意見を
書いて送る葉書)に
「クウネルのパクリですね。でも、値段の割りに紙質とページ数が良いですね」
みたいな事を投函した辛口読者です。
なので、天然生活は書店で内容をじっくりと読んで、
”買って、家で保存するに値するか”を考えてから買います。
なので、ポツポツと持っています。

クウネルには私の知らなかった世界や、人々が掲載されています。
「こんな人が世の中にはいるんだな」
「こんな生活をしている人がいるんだな」と。
他紙には、今人気のある人とか、どこかで見た事のある人が
掲載されているので、どうしても”二番煎じ”感が否めないのです。

そう考えると、やはりクウネルの編集部はスゴイと思うわけです。
”旬な人や物”に対する感性が”私の知りたいこと”に一致しているのです。
私はどの本や雑誌でも「誰が文章を書いたのか、写真は誰が撮ったのか、アート
ディレクション(及び装丁)は誰か」まで細かく見ます。
(こーゆーとこがオタクなんです)きっと本を作る仕事にも、興味があるんだと思います。

クウネルの創刊第1号は、なつかしそうでなつかしさを感じさせない
ピリッとアイロンのかかったような雑誌だと思います。

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