BIGFIELD

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正覚寺の門前に実る白式部♪

2006年10月02日 23時59分00秒 | Weblog
ディープインパクトは敗れました
「3着は大健闘」だとか「ハリケーンランやシロッコに勝ったから素晴らしい」とかいう意見も聞かれますが、私はそうは思いません。負けは負け。2着でも3着でも8着でも負けは負けなのです。1着以外はダメなのです。ディープインパクトは勝たなければならなかったのです。残念です。
日本には無い深くて粘りのある芝生、10mもの長くて高い坂、アウェーでの競馬、59.5kgの斤量、走る前から勝ち目はなかったのかも知れません。やはり1番厳しかったのは59.5kgの斤量ではないでしょうか。440kgそこそこしかないディープにはこの斤量は酷量です。結局、勝ったのは3歳馬のレイルリンク。3歳馬の斤量は56kg。春先ならまだしも、秋になってからのこの3.5kgの斤量差は大変辛いものがあります。凱旋門賞では3歳馬が強い…と言われるのはこの理由からです。
レースの方はいつもと違って好スタートを切ったディープは2~3番手を進み、10mもの坂を上って行きました。そして下り。ディープはかかることなく静かに下って行っているように見えました。そしてフォルスストレートと呼ばれる650mもの擬似直線もかからずに進みました。そして直線、外側の3番手でした。今までの状況を考えて、「これは楽勝」と一瞬頭をよぎりました。でもいつもの日本のレースと違ってここから伸びませんでした。先頭に立ちましたが、結局レイルリンクに差されプライドまで差されて3着。でも、レイルリンクに交わされた時に差し返した姿には思わず声が出ました。「差し返せ!」「頑張れ~!」。ここはディープ自身が負けたくないと思って出た最後の力だったと思います。この芝生と斤量、ここまで走ってきて余力はありませんでした。でも、ほんとに夢を見たドキドキしっぱなしの2分30秒でした。
今日のニュースではいろいろな人からコメントが出ていました。武豊ジョッキーは「道中、ディープは力んでいた」というコメント。これはいつもと違う芝生と斤量から力みが出たのではないでしょうか。ペリエジョッキーはディープの敗因を聞かれて「追い出すのが早すぎた」と言ってました。でも、すでに先頭に立っているあの状況ですし、武ジョッキーもディープの能力を信じていたでしょうから、あのタイミングで追い出すのは仕方が無いところだと思います。
とにかく、凱旋門賞は終わりました。体調が良ければ次は有馬記念ということになるでしょう。後は無事に日本に帰ってきて、しばらくのんびりして欲しいです。放牧の経験のないディープですから、しばらく放牧に出してもいいのではないかと思います。今は「ご苦労さまでした」とだけ言いたいです

さて、日本では秋のG1シリーズ第1弾「スプリンターズ・ステークス」でした。私はビーナスラインから行って完敗。勝ったのは1番人気オーストラリアのテイクオーバーターゲットでした。2着のメイショウボーラーから2馬身半差の勝利で、これは完勝です。1200m戦でこの差は決定的な差でした。文句なしに強かったです。でもビックリしたのは3着に入ったタガノバスティーユ。なんと16頭立ての16番人気!結局、3連単はJRA・G1最高配当の2,637,570円という大波乱でした。でも、このタガノバスティーユは今年G3のファルコン・ステークスに勝っているんですよね。決して弱い馬ではないのです。大荒れにはちゃんと理由があるのです。それにしても驚きました

さてさて、土曜日の甲子園。阪神は中日に敗れました。これで事実上中日の優勝は決まりました。この後、中日が残り12試合を6勝6敗の五分で行った場合、阪神はなんと残り7戦を全勝しなくてはなりません。不可能な数字ではないですが、限りなく不可能に近い数字です。さすがに厳しい


今日のお写真
これは右京区・正覚寺の門前に実る白式部です。撮影日は2006年9月27日です
白式部は紫式部の変異品種ですが、紫式部の実が紫色になるの対して白い実がなるのを白式部と呼びます。何か昆虫の卵のように見えます。周りに実っていた紫式部に対して白色がとっても鮮やかでした。初めて見ました。紫式部もたくさん成っていましたが、白式部の方が写真のモデルさんとしては自己主張していました。
正覚寺は嵯峨野にある普段は非公開の小さなお寺です。撮影しているとご住職さんが車で帰って来られたのですが、私が車を止めていたところがちょうどガレージの入り口だったので車を動かすことに。それが縁で少しお話をさせて頂きました。怒られるかと思いましたが、とっても優しいご住職さんで「ゆっくり撮影してください」と言って頂きました。感謝感謝。観光シーズンには間違って来る観光客がいるそうですが、ほとんど訪れる人もなくひっそり佇むお寺です。静かです。門から中には入れませんが、外から見るととっても風情のあるお庭がそこにはありました。また、いいお寺を見つけました。また楓の木が数本あり、もしかしたら紅葉も素晴らしいかも…楽しみだ~

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4 コメント

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Unknown (MAC)
2006-10-04 04:46:19
凱旋門賞は残念でしたね。

何だかんだと言っても勝つだろうと思っていただけにショックでした。

日本競馬の最高傑作を世界の舞台で勝たせたかったです。



写真、秋の涼しげな様子が伝わってきますね。

紅葉シーズンもきっと綺麗なんだろうなぁ~。
ありがとさんで~す♪ (BIGFIELD)
2006-10-05 10:36:20
MACリーダー

残念でしたね

ディープで勝てないと、しばらくは無理かな~と思いますね

こういう実ものが実ってくると秋を実感しますね

Unknown (Ray)
2006-10-10 18:16:54
こんにちは。お久しぶりです。

紫式部じゃなくて、白式部なんてあるんですね!初めて知りました♪

紫式部のアノ鮮やかな紫も綺麗ですけど、

白いのもまた素敵かも。

雪柳?と思いました。

ありがとさんで~す♪ (BIGFIELD)
2006-10-15 09:45:56
Rayちゃん

こちらこそご無沙汰でした

私も白式部を見たことはありましたが、これだけ揃って実っていたのは初めて見ました

白もとても綺麗ですよ