備忘録

忘れないための頭の中のメモ帳

「禅」「定」と「止」「観」

2024-02-24 00:00:00 | 

《禅》 精神と身体の調和を目指す作法

《定》 心を平静な状態にし、その対象の本質を見ること

 

《止》 心の波立ちを鎮める

《観》 集中して心の目で観ること

    ある対象に対して念いをぐっと向けていくこと

 

※「禅」とは、この「止」と「観」のバランスがよくとれた状態のこと。

 

  • いろいろな観法がありますが、「止」のほうに偏っているものや、「観」の方に偏っているもの、あるいは初心者向けから上級者向けへと内容も深まっていくわけです。

 

  • 初心者向けだと「止」のほうが強いのですが、上級者向けになってくると、だんだん「観」のほうが強くなります

 

  • 自分の心の内を見つめるのにも段階があって、深くなればなるほど、いろいろなところまで踏み込んでいけるようになっていきますが、初心者は、まずは雑念を払って、心を鎮めるところから始めるのが筋なのです。

 

『沈黙の仏陀』 第4章 五停心観

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。