- 心臓病もガンと同じで、何らかのストレスが原因になっておきるものです。
- 現代人にとって、どうしても避けがたいものとしてあるのは、時間との競争です。この「時間との競争」が、どうしても心臓に負担をかけることになってしまいます。
- まず、「心臓が表している、心の部位は、いったい何か」ということを考えてみましょう。心臓は、体の内臓器官の中心部分でありますから、その人の活力、バイタリティーと関係があるのです。ここに欠陥があるということは、「その人の人生観の中心に問題があることが多い」ということなのです。
- また、家庭のなかに、何らかの問題、引っかかりがあるときに、心臓の病気になることが多いように思われます。
- 心臓にとって、いちばんいけないのは、ドキッとすることです。すなわち、心臓を緊張させ、驚かせることが、いちばん問題なのです。
- 心臓病になる方は、不安感が非常に強く、また、取り越し苦労型、心配性型であることが多いのです。「兎のごとき心臓を持っている」と言ってもよいでしょう。
- 心臓病を持った人が、自分の力だけで心臓を治癒させることは、なかなか難しい面があります。なぜかというと、そういう方は、「外部から何か害を加えられるのではないか」という、いわゆる被害妄想的観念が強いからです。
- これは、家族に問題があることが多いのです。つまり、病人そのものよりも、むしろ、家族のほうが、その病人に対して圧迫観念を与えていることが多いようです。
- したがって、病人が悩みを持たなくてもいいように、病人が心配しなくていいように、明るく朗らかな環境をつくってあげること、そして、心的負担感を減らしてあげることが大切です。
- 同時に、あるいは同時期に、二つ以上の問題を起こさないこと、課さないことです。一つひとつ、小さな問題として解決していけるように仕向けてあげることが大事です。二つ、三つの悩み事を同時に抱えていると、それが心臓を圧迫し、だんだん、立てないようになっていくのです。
- これに対しては、現実的に周りの環境が明るくなっていくことが必要であり、周りの人たちが、その方の心の重荷を引き上げてあげる必要があると思います。
- 次に、物質の面で、心臓病をよくするものは何かといえば、二つあります。
- 一つは、「塩分の摂り過ぎを防ぐ」ということです。
- もう一つ、心臓に大きく影響するものは鉄分です。鉄分を多めに含んだ食事を摂るように心がけることです。野菜の中には、鉄分を含んでいるものがありますので、そうしたものを少し多めに摂られるように工夫していただきたいと思います。
『大川隆法霊言全集』 第34巻 エドガー・ケーシーの霊言①