美唄のまちの上空を白鳥が編隊飛行する頃となったので、
宮島沼はどうなっているのかと、本日午後、取材ドライブ。
自宅から沼までは、15,6キロほどあるので、途中の様子を
含めレポートします。
開発橋を越えたところの 水田には、白鳥が落ち穂をついばんでいました。
田んぼが乾くと、エサがうまく食べられないので、雪解けの水田で
にぎやかに食事中。
白鳥は道路のすぐ脇にいますがが、あまり警戒する様子もなく
西美唄の水田にはたくさんのマガンも来ています。
マガンは警戒心が強く、カメラを構えると飛び立ちました。
自分のせい? 同乗の妻は上空に何か猛禽類らしき鳥を目撃したみたい
樺戸の山々を背景にマガンが舞います。
山は冬山の状況
融雪剤で雪解けが進むと、秋まき小麦が成長しています。
宮島沼はまだまだ雪が覆っています。
ようやく溶けだした水辺に白鳥が2羽いました。
マガンはこの状況だと沼にはおりません。苫小牧のウトナイ湖からも
ほんの散歩がてら宮島沼の雪解けの様子をうかがいに来るといいます。
帰り道は、光球内にまわって北海幹線の調整池をのぞいて見たのですが、
ここは、池のふちが融けて水面を見せ始めていました。
何年か前にここで青い水面に群れる白鳥を見て感激し、そんなシーンも
撮影できたらと思ったのですが、今回は残念。
右側の水面に白鳥が降り立つと、まさに空の青、水の青にも染まず
ただよう(本歌は〝海の青〟)といった状態でしばし感嘆してしまいます。
そういえば、普段車のあまり通らない道路を、2,3台の車をみかけましたが
私たちのように、池の水鳥を見ようと来ていたのかもしれません。
宮島沼のマガンは、沼明けから4月いっぱいが見頃です。
朝のねぐら立ちは午前4時前で、おいそれと見に行けませんが、
夕方のねぐら入りは日没前後が、観察に一番いい時間で、今年も大勢の
バードウォッチャーが訪れてくると思います。
最新の情報は、宮島沼日記 をご覧ください。
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