泪と共に生きていく

>呼吸し続けるって想いの外大変だ。

a monologue

2005-07-18 19:31:03 | 考えたりしたこと


それはほんとうに
美しく濁ったヒカリ
太陽に憬れず
影に魅入られた光


私の家の玄関の
螢光灯の馬鹿正直な白い光でさえも
貴方の眼の中で月光に成る

それは確かに光なのに
どこにも影を造らない



それはほんとうに
温かくてぞっとするヒカリ
太陽に嫌われた
影のとなりの光



その光をひとつづつ掴まえたら
私の背中に翼がつくれるかもしれない
多分綺麗だから
風を拾ってくれなくてもいい



それはそれはほんとうに
儚く強いヒカリ
太陽に近付くと
影になる光


それは闇を照らす月光のような
影から生まれたヒカリ