泪と共に生きていく

>呼吸し続けるって想いの外大変だ。

参@背伸びの主張

2004-09-28 21:56:09 | 考えたりしたこと

特別でないと謂うこと
譬え今わたしの背中に
羽根が生えようとも
特別でないと謂うこと

ひとは特別を択ぼうとする
そして慶んで受け入れる
眼は小さいというのに
それにひとは気付かない

特別を分ける基準があるのは悪くないと言おう

それが悪くないと言える場は
択ばれる対象も基準を受け入れていなくては成らない
地球上でだれもが喜んで迎え入れる『それ』を作れる英雄は
残念ながら存ないようにおもうから
そうおもうから


特別でないと謂うこと
トクべツで無いトイウコと

全てを持つ人はいないだろう
そもそも人が持つ事の出来る全てなんて
ないんだろう

特別でないと謂うこと めいめいの
展ばす事の出来る羽根 
だから 同じように


同じように
特別で無くて
とくべつであるということ。

弐@跣

2004-09-20 17:31:24 | 考えたりしたこと

救われたいって
何から救われたいんだろう
どんな救いを望んでんだろう
良く分からなくて動きが止まる
それとも

救って欲しい事が沢山ありすぎて
言葉選びの途中で止まってんだろうか


何から助けて欲しいんだ
逃げ場もないこの状況で
何処へ行きたいんだ
前に進もうと足掻くけど
身体は後ろを振り返る


傷の深さを見もせずに
痛みを弱さと自嘲して
おおきな袋を抱えながら進む
これを誰に渡すべきか知らないのに
どこで重荷が消えるか解らないのに


どんな救いを望んでんだろう
良く分からないけど

前を向かないといけない事は分かってる


壱@手製檻

2004-09-15 21:33:56 | 考えたりしたこと

なんで歩かなくちゃいけないんだろう
誰が決めたんだろう
自分の道を歩く事なんて
悪態をつきながらも歩みを止めないこの矛盾

歩いて
疲れて
座り込んだ所で人に会った
その人は僕を助け起こしてくれた
『地面じゃなくてまわりも見な』と呟いた
実は沢山人がいて
それも知らず歩いてきた
その事も知らなかった 

それでも
皆はそれぞれの扉を開ける
何時の間にか自分とは区切られた空間に消えて行く
あの人もいつの間に
見つけられなくなっちゃったんだろう

所詮
1人は独りなんだろうか


あの言葉に僕の疑問符が離れない
あの人はみたの
見てどうなるの

決めた
そして決断にひとり喝采し
望み薄な願を


僕が見るのは月明かりだけ
僕を見るのは月明かりだけ
願わくは
扉に続く路だけを照らして
僕ダケガ踏ミ込メル扉ヲ開ケテオイテ