COMIC MARKET78 二日目

　
1975年12月。東京のとある公共ビルの会議室で小さな催しが開かれた。
　

　
　
　
　
参加サークル数30余。動員人数約800。ファンによる集会にすぎなかったこのイベントは、回を追うごとに規模拡大の一途をたどり、いつか日本全国のヲタが集まるヲタク最大の祭典になる。
　

　
　
　
　
　
　
　
コミック、アニメ、ゲーム、ノベルなどの表現を主目的とし、一種異様な有象無象が一堂に会す。エロティック描写に特化しきった版権無視の2次著作同人誌、同人ソフトが売買される。独自の解釈で表現されたいろんな意味で犯罪、ないし、風俗営業スレスレのコスチュームプレイ撮影会がそこかしこで展開される。
　

　
　
　
　
　
　　
　
世界的規模で見ても 最 も ダメ人間達による、
世界規模で見ても 最 も 愛されているイベント。
　
　



　

　
　
　
　　
それが、コ ミ ッ ク マ ー ケ ッ ト 。
通称、 コ ミ ケ 。
　
　



　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
書きたい・伝えたい・(儲けたい)と言う送り手。
欲しい・参加したい・(転売して儲けたい)受け手。
宣伝・告知したい・(グッズ売って儲けたい)企業。　
　
　


　
　　
その他、正体不明な者たちが集う。
　

　
　
　　
国内最大規模の展示会場『東京ビックサイト』東館6ホール西館4ホール＆屋上広場を使いきり、さまざまなジャンルにおける最深端の精鋭（＝最強にダメまった人/意訳）たちが集う。
　
　

　
　
　
　
初日の来場数、約17万人の大イベントの、狂乱の二日目が幕を開ける――――。
　
　

　
　
　
　
　
　　
（月面基地前『らくえん ～あいかわらずなぼく。の場合～』より引用・一部改変）
　
　

　
　
　
　　
と言う訳で、コミックマーケット78の二日目へ逝って来ました。
　

　
　
　
　
参加した皆様方、お疲れ様でした。
　

　
　
二日目は同人ゲームの日、イコール東方ジャンルによる 人 壁 弾 幕 の 日 となっており、まぁなんと言うか、 若 い ね と言う感をひしひしと感じました。
　
　
　
　
取り立てて大きい出来事があったとか、厨に絡まれたとかそういうことは無かったんですが、まぁ例大祭の時にも言ったけど、同人誌即売会は、全ての人は「お客様」では無く「参加者」であると言う基本事項を知っていれば、同じ参加者が頒布しているものと言う意識になり、自分だけ良ければイイと思わなくなるから、古参からイロイロ言われんようになると思うんだよな。
　
ちなみにセンセイの東方ジャンルに対するスタンスとしては「ハマラんで良かったぁ」と羨望のまなざしで指咥えて見ていると言うオッサンっぽい立場です（めんどくさい）。
　
　

　
　
　
んで昨年と同じような感じなのですが、東西連絡通路が（予想通りではあったものの）タコってました。まぁその時間帯は館内の混乱を避けるべく、東館各ホールへの入場も出口を東１・４ホールのみに限定していたので、非常に蒸し蒸しして東西通路のみ電波の入り具合が異様に悪いと言う状態ではありましたが、入場フリーのアナウンスがあったのが12時頃だったので、13時半だった昨年より改善しているんだなぁと帰宅して始めて気が付く訳で。スタッフパねぇ。
　
　
そして本日の天候は予想に反して曇り空で、
　






　
　
　
　
　
　
非常に暑かったものの直射日光に焼かれない事もありコスプレ広場は非常に盛況でした。
そう言えば本日は最近良く話題に上がるコスプレCDROMの日でもあったんですが、その辺りは本日コスROM島巡りを敢行する為に上京してきた二次元と三次元のバイリンガル「.30CAL CLUB」さとっちサンにお任せします。
　
　
そんな本日査収したものは、
　

　
　
　
みりおんばんく＆RETROの新刊を。限定のテレカは無理でした。まぁココは、この日の為に上京してきた回線開通前のせのぴー儲にファンネるをお願いして査収したものなので、詳細はこの書店員に聞くこった。
　
　

　
　
　
Straymoon(みやま零)の新刊、『「商業18禁イラスト」を中心に編集したフルカラーの画集』の「モザイク・ガール」。コレで1Kってナンとお徳。美少女文庫のイラストも多数で非常に嬉しい事この上なし。横のクリアファイルはテレカ付きで、テレカの柄はスク水撫子でしたが、裏に隠れているので画集の方が先に完売ってました。
　

　
　
　
　
この御時世危険物極まりない私立さくらんぼ小学校の新作セット。イベント限定でA3お風呂クリアポスターが付いてきたのですが、パッケ差分で な に も は い て な い 状態だったモンで・・・。会場でクリアケースに入れたものの持ち運びにかなり神経使いましたよ。
　
　
そして本日のサプライズ
　　

　
　
丸戸史明のn-010(『ノンマルト』と呼ぶ)の新作「時空のデーモン　めもらるクーク」と、クークのぬいぐるみ。
この出来とねんどろ準拠のデザインを見てピンと来たかもしれませんが、製作はフィギュアメーカーGiftです。
　



　
　
　
　
　
　
　
まぁサークルで頒布するアイテムとしての市民権が確立されていたフィギュアも最近コミケでは本数が減り気味で、今後ぬいぐるみって良いかも知れないんじゃないの？と思わせる出来でした。ドコにも書いて無いけど、製作はフィギュアメーカーGiftだし！ よくよく見ると昨日 展示してたし！
アホ毛がきちんと付いていたり、髪の毛は硬めで髪形を維持するようになっているし、眼はプリントじゃなく縫製で造られているので無駄に完成度が良く可愛い出来になっております。流石製作はフィギュアメーカーGift。と言うか人気サークルとは言え個人で造る事が出来るんだ・・・と言う事に手に撮った今もビックリしています。
実は当初スルー予定だったのですが、並んですぐは「本は限5、ぬいぐるみは限3です」とサークルから説明があったので大丈夫大丈夫と思っていたら、センセイの前10人くらいになって「ぬいぐるみ限1になりました」と悪魔の宣告が来て、査収してしまった訳です。

ま、良くある事だし。　
　
　
　
さぁそして明日です。百戦錬磨の猛者達による総力戦の日です。皆ガンがれ、兎に角ガンガレ。
　
センセイは仕事だけどな！
　
　
　
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