霞食怪獣

川上作曲動物園

多謝

2010-07-07 08:00:42 | Weblog
個展、無事終了致しました。
終わってからも、かなりバタバタとして、なかなかこちらにも書けずにすみません…

改めまして、素晴らしい表現をして下さった演奏者の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。
聞く感触以上に僕の曲は過酷なものがあり…
色々大変な思いもさせてしまったと思います…
本当にありがとうございます。
そしてスタッフの皆様、家族、また聞きにいらして下さったお客様に、感謝致します。

もう何だかステージ上では、こちらは過去最大の挙動不審具合で本当にすみません…
早く人間になりたい…!

自分の曲の中でも集中力の高く、生き物の名前に因んだものでプログラミングを図ったのですが、演目に魚類がいなかった事がちょっと悔やまれます…以前「グルクマ」という魚の曲を書いたのですが、これは是非次の個展でやろうと思います。

それに対してやはり節足動物は多いですね。やっぱりカクカクした生き物が好きみたいです。

話がまたコースアウトしそうですが、今回曲をザッと並べて聞いてみたら、やはり親馬鹿ではございますが、どの曲も自分にとって愛着のあるものだな…と思いました。
でもその曲の命というのは、演奏でしか息を吹き返す事がないわけです。
だから曲に命を宿す事ができるのは演奏者の皆様にしかできない事。
いつも曲の名前をできるだけ生物の名前にしたいのは、曲に生きていてほしいからなんです。

今回、本当に演奏者の皆様がこの上なく真摯に心を入れて下さり、
この曲達に命を吹き込んで下さった事を改めて実感しました。
音楽が本当に生物のようにしっかり躍動しているのを感じました。
作曲者としてこれ以上の幸せはありません。
そしてそれも聞いて下さる方がいない限り成立しないという事。
真摯に聞いて下さった皆様も、曲に命を与えて下さっているのです。

改めて。あの場に居て下さった皆様に。
本当に、本当にありがとうございました!

これからも頑張ります。