いえ、本当はぜんぜん一足お先にではなく、むしろ出遅れたくらいの総合内科専門医ですが・・・
無事に合格しました。やった~
過去に大きな緩和措置(病歴提出などのレポート免除)があり、千葉県は千葉大系の優秀な先生方多いので、
そのときに皆さん、ちゃちゃっと合格してしまったようですが
ちょうどそのとき私は子育て真っ最中であり、育児ボケしていて頭の回転も悪かったため断念し、
病理解剖症例や手術症例を手に入れることはもう困難なので、受験そのものをあきらめていました。
ところが!?です。内科学会さんが「また緩和措置試験やるよ~受けたい人おいで~」と言ってくれたので、
大喜びではせ参じたわけです。2014年9月14日 五反田TOCビル
その日は緩和措置試験を目指す、爺医と呼ばれる高齢者ドクター(我々も含まれる)が、全国から集まりました。
当日の会場は男子トイレが不足して長蛇の列に。女医は少ないので女性トイレは大丈夫でした。
試験前に迷っては一大事ですから、前日は会場までロケハンしました。おなじこと考えたであろう内科ドクターらしき人たちがうろうろ。白衣を脱いだ内科医は本当に怪しい。PC入りのでっかい黒いバッグを肩にかけ、すけるような白い肌の内科医たち。※おそらく8月の紫外線を浴びることが無かったためと思われます。
途中の神社で手を合わせる先生もいました。
緩和措置組は6割程度の合格率、通常受験組は9割の合格率、だったようです。
一時は「緩和措置組は全通し!」なんて噂が出たりしましたが、嘘でした。
正確には内科学会から発表があるでしょうけれど。
2600人くらいの受験者だったので、欠席者もいたでしょうけれど、通常受験の先生が500人としたら、
緩和措置は2100人、840人の爺医が悔し涙を流したわけですね。
来年以降の受験を考えている方、けっこうちゃんと勉強しないと落ちるみたいです。
仕事もあるし、家庭もあるでしょうから、けっこう大変ですね。
頑張ってくださいね~!