小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

毎日、何か書く

2018-05-28 23:07:50 | 身辺雑記
大掃除をきっかけにしまい込んでいた万年筆をまた使うようになった。


左は高校の合格祝いに父親からもらったもの。右は学生時代、誕生日に友達からもらったもの。勿体なくて使えないと思い、いつかカッコいい大人になったら使おうと思ってたのに、大人にはなったけどカッコよくならないまま月日は流れ。このままでは一生使わないと焦り始めた。
使うぞ!インクを買いに行くぞ!と思ったはいいが右側の万年筆のメーカーがわからん。
確かセーラーかプラチナかパイロットだと思ったが…。わからないまま全部買うのも勿体ないので文房具屋さんに頼んでどのメーカーのインクなら入るか試させてもらった。
結果どれも入らない! そんなバカな、虫メガネでくまなくみたところちいさーーく
「セーラー」とある。しかしセーラーのインクは入らない。メーカーに見てもらおうではないかと修理にだすことに。

結果長い年月放置してインクが蒸発したと思ってたが、その前に本体に付着して固まったのか?とにかく何かが詰まって間口が狭くなってたようだ。

物はちゃんと使ってあげないとこういうことになるんだよねー。修理代とお世話になった文房具屋さんにも貢献のためインク爆買い。

左側はモンブラン。のせいか長い間の放置にもめげず、すぐ働いてくれた。しかしかなり弱っているのは確かのようで、モンブランのショップに持っていったら洗浄してくれた。
店員さんに「しかし古いですねー」とか「モンブランのロゴがとれかかってますしー」
とか色々言われたがそんな風に言われて新しいの買う気になると思う?
フンと内心思ったがこのコを使うために穏便にインクを買い求めてそそくさと帰る。

ごめんね。これからはちゃんと使うからね。と2本の万年筆に詫びたはいいが。さーて何を書こう。ペン字のテキストも今は収納の奥深くにしまい込まれているのが現状。コース修了後すぐ転職してまだまだ美しい字に挑戦する心の余裕なし、ハガキで懸賞に応募しよっかなーと思ったが万年筆は水性。すぐ滲むので不便。

というわけで今のところは手書きのスケジュール帳をToDoリストにしてせっせと書き込みしたり、買い物に行く時用の買うものメモなどがこのコ達の仕事。
最初は1日空いたり、書く量が少ないと翌日はインクの出が悪くなる2本だったが最近は数日空いても大丈夫。だんだん打ち解けて来た。
継続的に構ってないとならない。物は本当は皆そうなんだとふと思う。縁あってウチに来た以上大事な友達。くらいの勢いで向き合わなくてはと決意を新たにした次第。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿