かつて不良のミュージカルをやっていた者にとして(笑)ウエスト・サイドは教科書のようなもの。
あくまでも個人的な感想だが、あの名曲と究極のラブストーリーが、スピルバーグ監督によってよみがえった、と表現してもいいんじゃないかな。
ダンス、音楽、歌、衣装、セット・・・エンタテインメントとして、圧巻の2時間36分だった。
(60年前のロバート・ワイズ作品と比較する必要なしだね)
ただ残念だったのは、トニー役がオリジナルのリチャード・ベイマーと比べて魅力に欠けるところ。
それとベルナルド役もオリジナルのジョージ・チャキリスにはかなわない。
マリア役(レイチェル・ゼグラー)もとても可愛いかったが、それ以上にアニタ役(アリアナ・デボーズ)のダンス、演技が素晴らしい。
オリジナルでアニタ役を演じたリタ・モレノが出てたのもうらしかった♪
なにがスゴイって、2時間36分の映画で1度もトイレに行かなかったこと。
これって今のワタシとしては画期的なことである(笑)