平成30年文楽初春公演を鑑賞しました。
いつもお正月公演は気分も新たになり何か嬉しいものがある。
写真は緞帳の一つで華やかな雰囲気です。
今年はことに咲大夫父親の綱大夫50回忌記念や
弟子咲哺大夫の織太夫襲名の口上と記念公演があった。
と言っても文楽に馴染みのない方には興味も薄いかもしれない。
大阪で300年の歴史を持ち江戸時代には栄え栄えそして
今も息絶えることのない大切な文化である。
橋下徹知事の補助金打ち切り騒動以来、人々はかえって
文楽の素晴らしさに接する機会を得て、以来リピート客や
初めてのお客それに外人による人気が高まり最近はほぼ席も
うまっているようだ。
この素晴らしい文化を心より応援するものである。
大阪の人、日本の人、ぜひ文楽をお勧めします!!!
話の内容はよくわからなくても人生の中で共感のある場面が
あり、泣いたり笑ったり、人形の表情の変化は感動的です。
そして語り、三味線、人形遣いの技芸員の一生をかけたお稽古
には感動あるのみです。