防犯カメラの杜

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子供達への対応

2011-03-17 21:33:39 | 防犯カメラ
「子供達のケア」

① ストレス症状を示す子どもに対しては、ふだんと変わらない接し方を基本とし、優しく穏やかな声かけをするなど本人に安心感を与えるようにする。
② ストレスを受けたときに症状が現れるのは普通であることや症状は必ず和らいで行くことを本人に伝え、一人で悩んだり孤独感を持たずに済むように、信頼できる人に相談したり、コミュニケーションをとることを勧める。
③ 子どもがなるべくふだんと変わりない環境で安心して学校生活が送れるようにすることで、子どもに落ち着きと安全感を取り戻させるようにする。
④ 学級(HR)活動等において心のケアに関する保健指導を実施する。強いストレスを受けたときに起こる心や体の変化、ストレスの対処方法(誰かに相談する、おしゃべりする、話しを聞いてもらう、体を動かす、音楽をきく等)等について発達段階に応じて指導し、心が傷ついたりしたときどのように対処したらよいかについて理解を深め、生活に生かせるようにする
⑤ 保護者に対しては、ストレス症状についての知識を提供するとともに、学校と家庭での様子が大きく異なることがあるため、緊密に連絡を取り合うことを心がける。
⑥ ストレス症状に、心理的退行現象と呼ばれる一時的な幼児返り(幼児のように母親に甘えるなど)が認められることがあるが、無理に制止することなく経過観察するようにする。
⑦ 症状からASD やPTSD が疑われる場合には、児童精神科医などの専門医を受診する必要がある。学校医等の関係者と相談の上、受診の勧めを行い、専門医を紹介するなど適切な支援を行う。
ASD 及びPTSD と診断された場合は、専門医との連携が不可欠となる。ASD やPTSD を発症した子どもは、自分は特殊で異常であると一人で悩んだり、自分の努力不足であると誤って自分を責めたりすることが多い。このため、保護者だけでなく子どもに、ショックの後にだれでも起きることのある症状であることを説明し、安心感を与えるようにする